ブックメーカーをやっている人は一度は聞いたことがある「転がし」ですが、この転がしは実際成功するのでしょうか?恥ずかしいことにブックメーカーで転がしに全てをかけていた時期があるので実経験としてご紹介していきます。
目次
ブックメーカーと転がし
ちなみにブックメーカーとはスポーツの勝ち負けを予想して、その掛け金をもらうというもの。競馬のスポーツ版と思えばイメージしやすいのではないでしょうか。ちなみにこのブックメーカー、日本では認可されていないため、海外のブックメーカーを使うことになります。
海外のブックメーカーとは言え、日本語に対応していたりと、日本人が利用しやすいような環境を作っている海外ブックメーカーが多く、専門の日本人のスタッフが常駐しているため、様々なサポートも円滑。日本人を取り込みやすいような仕組みがたくさん仕掛けられています。
そんなブックメーカーで稼ぎたいと思ってる人が一度は目にする「転がし」という方法。これはいったいどのような方法なのでしょうか?一言で言うと「1.1倍から1.2倍のオッズのものに常に賭け続ける」というものです。
ブックメーカーでの転がしの作法
この転がしというのは競馬でも存在します。確実に勝つと思われる当時のディープインパクトのような馬はオッズ1.1〜1.2ぐらいなのですが全力を注ぎます。勝つことができたら、また全額をさらに1.1倍から1.2倍のものにかけ続けるというもの。
確率論など様々な観点から考えてこの転がしをすることによって、最終的にはお金を増やすことができるという都市伝説じみた方法です。実際に僕もこの説に共感し、ブックメーカーで1.1倍から1.2倍のものを賭け続けてみました。
結論から言うとあまりお金は増えず、トントンという結果に。いろいろとネットの口コミを見てみると転がしで買った人というのは多くなく、どちらかと言うと転がしで損したという人の方が多いようです。
どうしても「ブックメーカー転がし」がしたいなら
転がしはあまり儲けることはできないとお伝えしましたが、自分で試してみない!とわからないと意気込んでる人もいるでしょう。そんな人のためにブックメーカーで転がしをする上で押さえておきたいポイントについてご紹介します。
まず何のスポーツを選ぶべきなのかということなのですが、よく言われるのが「ネットを挟んでやるスポーツは大穴勝ちが存在しない」という説。つまりバレーボールやテニスなどは大穴勝ちは難しく、1.1倍から1.2枚に設定された試合で有力とされた選手が負けることはないというふうに言われています。
実際に僕もこの説を信じてやってみましたが、確かに大穴が勝つことは少なかったのではないかと思います。しかしテニスにおいては話は別です。テニスの四大大会、いわゆるウィンブルドンなどの大きな大会の場合、オッズが1.1から1.2の場合でも平気で負けてしまうという事がザラにありました。大穴に賭けていたら良かったのにと何度思ったことか…。
大きな大会の緊張やプレッシャーのせいか、本来の実力を出せず負けてしまう選手も多いようです。その他のATP500ほどの試合であれば大穴が勝つということは少なかったように感じます。
野球・サッカーは転がしに向いていない
日本人が親しみやすいスポーツであるサッカーと野球はどうでしょうか?まず、海外のブックメーカーで野球やサッカーでオッズが1.1から1.2になることは非常に少ないです。大抵の場合、2から3程度ほど。
これは野球とサッカーが大逆転可能なスポーツだからだと思います。つまり、実力差があったとしても、大穴が勝つという可能性が大いにあり得るからです。実際に野球は3対0で勝っていていても、9回裏に満塁ホームランを打たれて逆転サヨナラという事が大いにあります。そのためブックメーカーも1.1から1.2のオッズにすることは少ないのです。
結果的にブックメーカーで転がしをやる場合は野球やサッカーは自然と賭け対象から外れることになります。
まとめ
ブックメーカーで転がしをしたら稼げるのかどうかを実体験をもとにご説明しました。何度も言いますが結論としてはブックメーカーで転がしをしても儲かることはできません。
ブックメーカーは100円から賭けることができるので、とにかく賭けを楽しむということは別にいいでしょう。しかし1万円から転がしをスタートさせて大金持ちになってやると意気込んでる人は、絶対にやめておいたほうがいいでしょう。しょっぱなから負ける可能性は大いにあります。
一説では転がしをするのではなく大穴に賭けまくった方がトータルでは得をすると言われています。運を科学的に研究した人、運には「ゆらぎ」というものがあるので大穴に賭け続けて勝ったら勝ち逃げするという戦略の方が最終的には儲かると言われているのです。
実際にその説をやってみた場合、転がしをやるより多く稼ぐことができました。その時の話はまた次回にご紹介していきたいと思います。
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