突然ですが、昔やる気が出ない日がずっと続いていました。
あまりにも改善しないので、思い切ってやる気が起こるまで何もしないことにしたんです。
無理にやる気を起こそうとせず、徹底的にボケーっとし続ける。
6カ月後には何もしないことが苦痛になり、勝手にやる気スイッチが入ってました。
目次
やる気が出ないときは何もしないこと
何かやらなきゃ、って思っても全く体が動かない時ってありますよね。
僕もそんな状態に陥ったこと、あります。
やるべき仕事があるのに、手をつけられない。手をつけたくない。
やらないとまずいので、どうすればやる気スイッチが入るのか色々あがいてみました。
しかしあがけばあがくほど、やる気って出ないんですよね・・。
気づけば「何もやる気が出ないマン」になっていたのです。
心のケガの直し方は体のケガの直し方と一緒
今思うと僕は「うつ病」だったのでしょう。うつになると、全く体が動かないんですね。
以前、大けがを負ったことがあるのですが、その時と同じ感覚でした。
「これは絶対安静にしたほうがいい・・」と感覚でわかるのです。
心に負荷のかかることをしすぎて、ケガをしてしまっているのだなと。
まったく動けなくなってようやく気付きました。
「やる気がでない」というのは、心がケガをしている状態なのでしょう。
ケガしているにもかかわらず、「動け」と追いこんでしまえば治るものも治りません。
少しでもやる気がなくなったなと思えば、治療すべきなんです。
治療せずに頑張りすぎちゃった人が、取り返しのつかない結果になっちゃうんでしょう・・。
「絶対安静」を徹底的に貫く
大ケガをした部分は少しでも動かせば激痛が走る。
だから、とにかくほんの少しの動作でもしたくなかったんです。
痛みが引くまで、静止することに努める。
自然と体を動くようになるまで、じっと待ち続ける。これがカラダのケガの直し方です。
心の場合も同じ。絶対安静。何もしようとしない。やる気が自然と出るまで、静止。
「何か」がしたくてたまらない状態になるまで、”がんばって”ボケーとします。
僕の心のケガはだいぶヤバかったのか、動けるようになるまで6カ月間もかかりました。
あとがき
ずっと何もしないことに努めていると、自然と「動きたい」と意欲がわいてきます。
けれど、それぐらいではまだ動いてはいけません。ケガは完治していない。
「気づいたら勝手に動いていた」という状態までは、絶対安静を貫きます。
いつか必ず「気づいたら動いていた」状態が来ます。それまで待つ。
やる気出さなきゃ、とか思っている時点で心のケガしています!早く安静にしてください。