こんばんは、虚言癖カウンセラー ノブヒロです。
今回は、「できない自分」を認められないあなたへ。
というテーマでお話をしていきます。
実はこれ、虚言癖を持っている方に結構多いケースだったりするんです。
「やっぱり自分はダメな人間だなぁ。」と、よく思うことがあるという方には、
今回のお話は、非常にプラスになるお話だと思います。
具体的にどういうことなのか、
早速お話していきましょう。
「自分はダメな人間なんだ。」と、できない自分を認められないあなたへ。
これはよくある話なんですが、
仮に自分がボクサーだとしましょう。
まだまだ自分は駆け出しのボクサーで、
ゲームで例えるならレベル1のボクサーです。
でも、彼は毎日不思議なことに、
レベル100のボクサーに挑みに行きます。
もちろん、すぐに返り討ちです。
で、回復したら、
何も考えず、また同じ相手に挑みにいきます。
そしてまた返り討ちです。
これを何日も何日も繰り返して、
「自分はダメな人間なのかもしれない。」と落ち込みます。
周りの人も流石に見かねて、
「流石にまだ早いんじゃないの?」
「せめてもう少し練習をしてから、挑んだらどう?」
とアドバイスをしても、
「あきらめたら終わりだ!!」
「そんな妥協は、許せない。」と、
一向にやめる気配がありません。
でも結局毎日毎日、
「勝てない。やはり自分はダメなんだ。」と落ち込んでいます。
「自分はもっとできるはず。」
「自分はもっと強いはず。」
でも現実は勝てない。
悔しい。だから、
「俺は毎日、あいつと練習してるんだぜ!」
「実は俺は強いんだ!」と、自分をよく見せようとしていき・・・。
現実と理想のギャップに苦しみ、嘘を続けてしまい、
どんどん自分が追い込まれていく・・・。
と、極端な例でしたが、こういう人って多いんです。
わかりやすい例だと、
「ダイエットしなきゃ!」と。
で、そのために「朝、走らなきゃ!」とか
「炭水化物を抜かなきゃ!」と思っています。
でも、毎日できないので、
「本当は、ちゃんとできるはずなのに・・・。」
「やっぱり自分はダメなんだ。」となって、自信を失っていきます。
これも、先ほどのボクサーのお話と同じですよね。
結局、何が言いたいかと言うと、
その人にとって、「朝、走る。」とか「炭水化物を抜く」というのが、
今はできないんですよ。
でも、できない自分が認められなくて、苦しんでいるんです。
これ、非常につらい事だと思うんですが、
「自分はまだできる人間じゃないんだ。」
ボクサーの例で例えるなら、
「自分はまだレベル1のボクサーなんだ。」と、
現実を見ないといけないんです。
でも、それでいいんです。
そして勘違いしてはいけないのが、
自分はできないというのは、
自分はダメなやつというわけではないんです。
今のやり方、このやり方では自分はできない。
という意味なんですよ。
例えば、さっきのダイエットの話も、
毎日は無理だけど、金曜日の朝だけでも走ってみようかなとか。
走るのが無理なら自転車でもいいな。
家に帰って、夜ゆっくり、
ブートキャンプのDVDをやってもいいな。
仕事帰りに友達とジムに行ってもいいな。
なんて、いろいろなやり方があると思うんです。
食事も炭水化物を抜く前に、
今の自分の食事の時間はおかしくないかな?
ご飯はちゃんと、よく噛んでいるかな?
そもそも食事のバランス間違ってなかったかな?
お菓子とか食べてないかな?
など、同じように、いろいろなやり方があるはずなんですね。
食べたかったら食べればいいんです。それがあなたがやりたいことなのですから。
もちろん、でも体型をなんとかしたいというのであれば、
1つのやり方だけでなく、いろいろなやり方を試すことができるんです。
だから、仮に1つのことに対して自分ができなくて、落ち込んで、
そんな自分が嫌で、嘘をつくよりは、
ちゃんと、今の自分ができない(今のやり方じゃできない。)と認めて、
他の方法を探していけばいいんですね。
ただ、こんな質問もでるかと思います。
「それでもやる気が出ません。」
「やはり私は人間としてダメなんじゃないでしょうか?」
でも、それは逆にお聞きしたいのですが、
そもそも本当に、それはやりたいことなんでしょうか?
例えばさっきのダイエットも、
本当は食べることが好きだし、
運動してる時間があったら、他のことをやりたいし、
炭水化物は好きだから食べていたい。
でも、親がうるさいから。
だからやらなきゃとか。
友人がみんな体を鍛えているから。
自分もやらなきゃな。とか。
周りの言葉に振り回されていませんか??
本当はそんなにしたくないことなのに。
周りがそういうから、やろうとしてできなくて、
でも悔しいから、嘘をついてでも「俺はやってるよ!」と話して、
できない自分や、嘘をついてしまう自分を責めてないですか?
という話なんですね。
ただこれって、なかなか自分1人では気付きにくいことなんです。
なので、もし今自分自身で考えてもわからないということであれば、
メッセージを頂ければ一緒に考えることができますので、
気軽にご相談ください。
長くなりましたが、今回のお話はここまでです。
今、自分はダメな人間なんだ、と感じているのであれば、
是非、一度自分を見つめ直してみてくださいね。