虚言癖の人は被害妄想を持っているんじゃないか?
という声もよく聞くと思います。
実際、虚言癖の人たちは被害妄想を持っているものなのでしょうか?
それとも一部の人だけがそうなのでしょうか。
私自身の体験も踏まえ、お話をしていきます。
目次
虚言癖の人は被害妄想?
虚言癖の人は被害妄想を持っているのは本当なのでしょうか?
よく虚言癖を調べると、被害妄想があるという言葉が出てきますよね。
実際、私の考えとしては、被害妄想が当たり前になっている人が多いと思います。
そしてどうしても被害妄想があると、なかなか自分の非を認めることができません。
嘘と指摘されると、「そんなことはない!」と、認めず、
自分を守るための行動に出てしまいます。
周りからしたら、物凄い迷惑な行為ではあると思います。
ただ、本人は本当に必死です。
素直になれたらどれだけ楽かもわかっています。
でも、嘘の自分を認めたら、今の自分がなくなる感覚があるのです。
足場が崩れていく感覚というのが近いでしょうか。
周りからしたら非常に迷惑だと思いますが、
逆に攻めたり、問い詰めたりすることは逆効果になっていきます。
質問されることも、攻撃に感じてしまうのです。
その不安を取り除くため、後のことを考えずに咄嗟に嘘をついてしまうこともあります。
ずっと守ってきた自分が表に出てくることが本当に怖いのです。
だからこそ、逃げたくなるし、嘘をついてでも自分を守ろうとします。
もし周りでそういった方がいる場合は、
質問攻めなどにすると逆効果になるので、気をつけてください。
改善するには?
被害妄想を改善するのは、意識を変える必要がどうしても必要です。
私の経験談を話します。
私は、世間って冷たいなーと思っていました。
目の前で困っている人がいるのに誰も助けに行かないし、
基本的に、人は他人には無関心なんじゃないのかなと思っていました。
なので、私も必要以上に心を開きませんし、
実際、「親切してる僕は偉い」と、内心は思っていたこともあります。
そうやって周りより自分は上だと思い、安心をしていましたし、
世間ってそんなものだと思っていました。
そんな自分に酔っていたと思います。
また、その時は人間関係でトラブルが多く、
内心「自分が悪い。自分のせいだ。」という想いもありましたが、
同時に「理解しない周りもよくない。」と思っていました。
一種の被害者意識だと思います。
これが人間の怖いところで、
人って、自分の見たいものしか見えないんですね。
例えば、あなたがデパートで買い物をしていたとします。
その時急にトイレに行きたくなりました。
そうすると、今まで景色に見えてなかったトイレのマークが、
急に見えてくることって、誰もが経験あると思います。
不思議ですよね、さっきまでトイレのマークも景色に入っていたはずなのに。
意識をした途端、それを脳が拾ってくるんですね。
人間には、そういった機能が備わっているんですよ。
(RASっていう機能なのですが、これはまた別でお話します。)
つまり、世間は冷たいなー。と思うと、
そういった人の悪いところしか見えなくなっていきます。
そうすると、自分自身を正当化してしまうし、
どんどんマイナスな部分しか見えません。
被害者意識もそうです。
自分は被害者だって思い込むと、
それを正当化するような情報ばかり、集めようとしてしまいます。
結果、いつまでも被害者意識のままになってしまうんです。
でも、時間は絶対に帰ってきませんし、
これを読んでくださっている人は、そのままじゃいけないと思っていると思います。
そしたら、もう至極簡単です。
もし今、被害者意識で苦しんでいる人がいたら、
世間は冷たくなんかない。世間って優しいなって思ってみてください。
これだけで、全然違います。冗談抜きで違います。
というのも、私は本当にこれで周りの見方が変わり、
被害者意識がなくなったからです。
キレイ事に聞こえるかもしれませんが、本当に変わるきっかけになります。
もし、被害者意識で悩んでいるなら、
是非実践してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身の経験談も踏まえてお話させていただきました。
今回話したお話は、本当に大事な考えなので、
是非、周りの見方を変えてみてくださいね。
それが虚言癖や被害妄想を改善する第1歩です。