おそらく振り回された人も多いと思います。
また虚言癖を持っていて自覚がある本人も、自分のことに悩まされていると思います。
今回は、虚言癖の女性の心理をテーマにお話していきます。
目次
虚言癖の女性の心理は?
虚言癖を持つ理由は主に、
①かまって欲しいから嘘をつく
②自分を守るために嘘をつく
③自分に自信がないから嘘をつく
④自分の現実を受け入れられないから嘘をつく
と、以前の記事でもお話をさせていただきました。
今回は詳しくお話をしていきましょう。
以前、私の知り合いの中に、女子校に通っている人がいました。
彼女は、うまく学校で打ち解けれず、1人になる時が多かったそうです。
また親も厳しく、なかなか自分の本心を言えなかった・・・とお話を受けたこともあります。
彼女は1人になる時が多かったため、人から注目されるようになりたいと思ったり、
周りから嫌われることを物凄く恐れていました。
そのため、ありもしない嘘をついたり、
嫌われないように、本心を隠して周りに合わせることが増えていたそうです。
また、家もかなり厳しかったそうで、
「ちゃんと手を洗ったの?」→(洗ってないけれど)「洗ったよ。」と、
怒られないために、嘘をついてもいました。
女友達から嫌われるのが怖くて、本心とは違う、
上辺だけ合わせる事も沢山していました。
また盛った話をすると、「うっそー!?」というような、
いいリアクションをもらえ、それが非常に嬉しかったそうです。
そして、それが当たり前になっていってしまったんです。
なので、嘘の話、盛った話で場が盛り上がった時や、
人がリアクションをしてくれると非常に嬉しいのです。
相手が喜んでくれるのが嬉しいので、嘘の話や報告をすることもあります。
ともかく相手が喜ぶことがとても嬉しいのです。
同時に、本当の話、素の自分で話そうとすると相手にされないとも感じています。
本当のことを伝えたら、否定されるのではないか、嫌われるのではないかとも感じています。
また、怒られて傷つけられることを非常に恐れているので、
嘘をついてでも、自分の非を認めようとしなかったり、
言い訳をして、その場から一刻も早く去ろうともします。
でも、本人は物凄く必死です。本当に恐怖でいっぱいなのです。
1人になるのも怖いし、傷つけられるのも本当に怖いのです。
おそらく、悲劇のヒロインを演じている人も多いと思います。
ただ、一生懸命自分を守るために嘘をついているということは、ご理解いただければと思います。
友達との付き合い方は?
「心理はわかった。でも、そのままじゃダメだよね?」
その通りです。
確かに一生懸命ですが、やはり変わる必要は絶対にあります。
虚言癖の人は、いつまでもそれを続けていくと、
本当に1人になってしまうし、周りにどんどん迷惑をかけることも増えていきます。
友達に虚言癖の人がいるなら、
うまく付き合っていく必要があります。
では実際にどう付き合って言えばいいのかというと、
まずは相手を理解してあげることからです。
というのも、虚言癖の人は、ちょっとした質問も攻撃に感じる事が多いし、
もしくは質問されると嬉しくて、嘘の話をしてしまうこともあるでしょう。
なので、こちらから相手に質問をしたり、
「やめなよ。」というような話をしても、心を閉ざされてしまいます。
まずは、相手にとって安心する存在である必要があります。
じゃあ、どうすればいいのかというと、
まずは本心を伝えてみてください。
本心を伝えれば、関係性ができている人なら、
まず話を聞いてくれます。
そして「本当の貴方も好きだよ」とか「素の貴方も好きだよ。」といった、
嘘をやめるきっかけになりそうな肯定の言葉をかけてあげてください。
正直、すぐに虚言癖を改善することは難しいですが、
そういった嘘をつかなくてもいいんだ、という人がいれば、
虚言癖の人はとても安心をします。
そして、ちょっとずつではあると思いますが、
本心を話そうとしますし、友人のあなたの話を聞こうという意識が出てきます。
そこで初めて、「嘘のことで悩んでいるんじゃない?」というふうに聞いてみてください。
驚かれると思いますが、安心できる存在であれば、
その悩みを話してくれると思います。
虚言癖の人が、虚言癖を改善するために1番必要なのは、
まず、自分が虚言癖であると自覚する必要があります。
もし、悩みを話さず、嘘の話を始めたら、
「今は嘘をつかなくていいから。」と一言、言ってあげてください。
そこで言えば訂正して、本心を話してくれます。
そうすれば、相手も嘘をつく回数が減っていきます。
ただし、相手があなたに依存してくるようなこともあるかもしれませんので、
その場合はしっかり「頼ってばかりじゃダメだよ。」というのも伝えてあげてください。
人によっては本心を話してくれると思いますが、
それでも「この人には嘘を言っても大丈夫かもしれない。」と思ってしまう人もいるので、
気をつけてくださいね。
もし、これらのことをしても、
自分は虚言癖がある、嘘をついていると自覚をしない方がいた時は、
一度、距離をおいてもらって大丈夫です。
物凄い泣き付かれることもあるかもしれません。
「見捨てないで!」という人もいるかもしれません。
実は私自身、嘘しか出て来なく本心が出せなかったので、
それだけ真剣に向き合ってくれた人に「もう知らない。俺の前から消えろ。」とまで言われてしまったことがあります。
その時は、物凄い苦しかったですし、1日中、唖然としたことがあります。
「僕の人生は終わったな・・。」とまで、思うぐらいでした。
でも、そこでようやく、真剣に自分と向き合えたのです。
「僕は何をやっているんだろう。」
「どうしてこんなことをしてしまったんだろう。」
そうやって考えることで、本心を出すことができたのです。
なので心苦しいかもしれませんが、時にはそういった厳しい優しさも必要です。
もし、上記の話をしても、まだ嘘が出てきてしまう場合は、
「消えろ。」とまでは言う必要はありませんが(笑)距離を取るのも大切ですよ。
対応は?
いい付き合い方を話しましたが、とはいえ普段嘘をつかれると、
ずっと聞くのに疲れてしまうこともあると思います。
そういった時は聞き流してもらって大丈夫です。
もちろん、完全に聞き流すとダメなので、
ちゃんと聞いているフリはしてくださいね(笑)
話しているだけで、満足することも多いのです。
無理に全て聞くと、物凄い疲れると思います。
疲れるなーという時は、無理せず聞き流して大丈夫なので、
安心してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身の経験から、必要だなと思うことを話させていただきました。
お役に立てれば幸いです。