思うように動いてくれない新人に毎日いらだっていませんか?
色々考えて指導してるのにちゃんと伝わっているのか全く手ごたえがない。
そんな方に新人の接し方を提案いたします。
目次
仕事ができない新人の特徴と短期間で精鋭人材に育てる接し方とは?
仕事ができない新人の特徴その1 挨拶をしないもしくは、声が小さい
挨拶は社会人の基本です。
そんな当たり前といっていい挨拶をきちんと出来ない新人がいます。
本人は挨拶をしているつもりでも声が小さかったり、相手の顔を見て挨拶できない人もいます。
仕事を教える以前に挨拶がきちんとできないと、人間関係は構築できません。
例えば、来客があった際に笑顔で相手に聞こえるように挨拶は出来ていますか。取引先に訪問したときに、相手の顔を見て会話できているでしょうか。挨拶の先には、会話の延長が待っています。
それでは、そんな挨拶ができない新人に対して、先輩や上司たちはどう接すればいいのでしょうか。その接し方についてお話します。
特に新人の場合は、まだ環境にも同僚たちとの人間関係にも慣れていません。ですので、自分から話しかけることに緊張する人もいるでしょう。
そんな時は、順番は逆かもしれませんが先輩や上司の方から、挨拶をすることを心掛けてください。初めのうちは元気な挨拶が返ってこないかもしれません。
ですが、そこでこちらもくじけてはいけません。挨拶は、毎日必ずできるチャンスがやってきます。
そんな毎日の挨拶を繰り返し投げ掛けることで、新人である相手も自然と丁寧な挨拶ができるようになってきます。
「挨拶をきちんとしなさい」と、言葉で指摘するのは簡単ですが、それでは逆に委縮してしまいますます挨拶ができなくなります。
先ずは、先輩や上司である自らが、元気な挨拶をすることを試みてください。
仕事ができない新人の特徴その2 メモを取らない
もうひとつ、仕事ができない新人の特徴は、仕事中メモを取らないことです。
メモを取らない理由はいくつかあります。
- 教えて貰っていることに対して、聞くことに必死でメモをとることができない
- メモを取る習慣がない
- メモを取らなくても大丈夫と思っている
メモを取らない理由として、これらのことが考えられます。それでは、業務を教えている側は、どう対処すればいいのでしょうか。メモを取らない新人への接し方を紹介します。
- メモを取るように伝える
- メモを取る時間を作る
- メモを取った内容を確認する
まず、業務内容を教えている際に、聞くことに必死でメモを取っていない人がいます。そんな人には、メモを取る必要性を気づかせることが大切です。
その上で、3スッテプの手順を踏むといいでしょう。
- ステップ1 説明を聞いてもらう
- ステップ2 説明を聞きながらメモを取ってもらう
- ステップ3 説明を聞きながらメモを確認する
まずは、説明を聞くことに集中してもらいます。
そして次は、説明を聞きながらメモを取って貰います。
最後に説明を聞きながらメモを取った内容を確認してもらいます。
教える側としては、同じ説明を3回することになりますが、業務に慣れていない内は、この3ステップで段階を踏んで業務に慣れて貰うことも大切です。
そして、「メモを取りましょう」と伝えるだけでなく、そのメモの内容が合っているかどうか、一緒に確認してあげることも大切です。メモの内容が間違っていると、何の意味もありませんので。
メモの取り方については、こちらの記事も参考にしてください。
新人の接し方のまとめ
今と昔では、新人のタイプも違ってきていると言われています。「目で見て仕事を覚える」から、「手取り足取り1から10まで教える」というように教え方も変わってきました。また、パワハラ・セクハラなどのハラスメントの問題も複雑に関わってきます。今は、「そんなことは言わなくても分かって当然」という時代ではありません。ですから、「仕事ができない新人たち」と、ひとくくりにまとめてしまうのではなく、教える側も自分の接し方を見直すことは大切です。
- やってみせる
- やらせてみる
- 褒めてあげる
忍耐力をもってこの手順を継続してください。
社会人として育ってくれれば必ずや戦力になってくれるはずです。