あなたがこの記事にたどり着く方法でワードを検索していることを思うと心が痛くなります。1日のほとんどを過ごす職場でのいじめ。つらいですよね。なんとかしたいですよね。
今すぐできることがあります。それは「意識を変える」ということです。明日からのあなたはただのいじめの被害者ではありません。いじめられているあなた自身を助ける【正義の味方】です。
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それどころではありません。あなたの次にいじめられるかもしれなかった人まで救うことができるかもしれないのです。
目次
職場いじめの記録を残す
何日何時頃、どう言った状況で何を言われたのか詳細に記録をとりましょう。5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように)をしっかりと記入しましょう。今までは「嫌だなあ」と思っていた言動が、明日からは証拠作り。受け取り方が変わってきますよね。
1つや2つの記録では「それは〜だったからだ」と切って捨てられるかもしれません。けれど10個20個あればどうでしょう?できるだけ記録しましょう。
職場いじめの証拠を集める
もし録音機能のあるものを持ち込めるなら録音しましょう。これは強い味方です。
データのコピーを保存する
記録自体は手書きでもデータ化したものでもいいのですが、世の中何が起きるかわかりません。しっかりとコピーを取っておきましょう。
相談先を探す
職場以外の相談先を見つけましょう。市区町村の心の相談窓口や、各都道府県の労働局、場合によっては弁護士等です。
職場いじめの客観的な証拠を固める
相談口でそれがいじめなのかどうか冷静に判断してもらいましょう。あなたを疑っているわけではありません。いじめであることを第三者に理解してもらえる形にするためです。十分な証拠固めをしましょう。
大人のいじめはタチが悪いです。
本人がいじめていると気づいているならまだしも、正義感が歪んでいる場合もあります。相手がいじめている意識がない場合や、「フレネミー」のような優しさを装ったいじめもあります。会社で馴れ合いになっている場合もあります。
第三者に認められる証拠の形にしましょう。
適切な場所に報告する
職場の窓口、労働組合に、現状を報告しましょう。会社には働きやすい職場環境を整える義務があります。
まずは何が起きているのかを報告しましょう。
職場が対応してくれそうにない場合は、労働局のアドバイスに従いましょう。
一番の仕返しとは何か?
それはズバリ、あなたが幸せになることです。
いじめを受けたことは幸せになる妨げなんかになりません。いじめなんてものともせずに、あなたにとっていちばんの幸せを掴みましょう。誰に認められなくていいのです。あなたが心から幸せだと思えれば…。
相手と同じ土俵には乗らない
くれぐれも、仕返しはしないように。
いじめられたあなたには相手に対する憎しみが芽生えているかもしれません。
「こんな会社いっそのことやめてやる。そしてやめるときにアイツに恥をかかせてやる!」なんて、いじめられた人は思いがちです。
いい年をした人がイジメをするなんて、クズです。いえ、クズ以下です。だからと言って仕返しをすると、それはおんなじことをすることになります。
そう、あなたがクズになってしまいます。
仕返しをしたい気持ちはよくわかります。私は仕返ししましたから。(笑)
せっかく止めてくれた周りの人までわからんちんに見えました。仕返しできるなら「どうなってもいい」と思いました。
やってみたところ、相手をとっちめることには…なりませんでした。仕返しをすることは、相手を痛めつけることではなく、自分を落としめることなのです。
私はそれでも諦めませんでした(笑)。「効果のある仕返しの仕方」があるのではないかと考えました。罪にならない形で相手を痛めつける方法ってないかな?例えば、誰にでもあるこだわりの部分を崩してやったら、相当なストレスを与えられるのではないか?
例えば整理整頓に非常なこだわりがある人の物をバラバラにする様な…罪にはならないけれど相手を痛めつけることができる仕返しってあるのではないか?と考えたのです。あなたにはなんてくだらないことかと見えることでしょう。でも当時の私は本気でした。
結果…そんなことを考え続けた時間は勿体無かったです。
どんなやり方をしようとしても、仕返しは人を痛めつけようとすること。イジメをすることと一緒なんです。
あなたが心の底から幸せになることは、いじめっ子に与える1番のダメージなのです。(特に相手に見せつける必要はありません。)
そのためにもまずできることは、このイジメを乗り越えることです。あなたが我慢することは、そのイジメを受け入れていることです。パワーハラじめに心擦り切れないでください。
まとめ
- いじめの証拠を集める
- 第三者にもわかるような証拠固めをする
- しかるべき相談先、会社の窓口でダメなら労働局に報告する。
戦っても、もしかしたらあなたの望む結果にならないこともあるかもしれません。けれどそれは「負け」ではありません。戦ったことは大きな一歩。前よりあなたは間違いなく強くなれます。決して泣き寝入りなんてしないでください。