SNSなどのコミュニケーションツールの発達によって簡単に人とつながりができるようになりました。何人もフォローして、フォローされて、それを「たくさん人脈ができた!」と言う人がいるかもしれません。
しかし、果たして人脈とはそういうものでしょうか?
今回は人脈の正しい意味と、それを踏まえた上での人脈作りのコツをご紹介します。
関連人気記事
【現役役員がお教えします】出世するタイプが持つ12個の特徴
目次
人脈の意味とは?
「人脈」とは、広辞苑によると“(山脈・水脈などの語をもじって)集団・組織等の内部の、ある関係をもった人と人とのつながり。”と書かれています。もう少し掘り下げて調べてみましょう。
「つながり」について、広辞苑では“②きずな。連繋。関係。”となっています。
そうです。「人脈」には支え合い、助け合いを意味する「きずな」が必要不可欠なのです。人脈作りの目的は、ギブアンドテイクの信頼関係を持つことにあります。
人脈作りの手段3選
人脈の意味について理解ができたと思います。次は人脈作りの手段についてです。いくつかありますが、今回は3つご紹介します。
交流会や勉強会に参加する
交流会や勉強会は同じ志や悩みを持った人が集まりやすいので、人脈を広げるきっかけになります。私もそうですが、人脈作りを目的とするくらい交流会や勉強会への参加は人脈作りのポピュラーな方法です。
勉強もできて人脈も作れて一石二鳥。ゼロから人脈作りを始めたい人に最適な手段になります。
紹介してもらう
かかりつけの病院から別の病院に移るために、紹介状を書いてもらうことがあります。これは病院の先生同士が知り合いということと、あなたがかかりつけ病院の先生とつながりがあるから別の病院を紹介してもらえるのであり、人脈の1つです。
同じように、あなたがつながりたい人と既につながっている人にお願いして紹介してもらうことで、新しい人脈を作ることができます。
そもそも、つながっている人がいないと紹介してもらえないので、ある程度人脈がある人にオススメの方法です。
SNSの活用
SNSで興味のある人にアプローチします。いきなり知らない人にメッセージを送ることは勇気がいりますし、相手にとっても知らない人からのメッセージは怖いでしょう。まずは、いいね!やコメントを残すことからスタートして相手に気づいてもらうようにします。
ある程度認識してもらえるようになったら、次はSNS上で友達になって良いかメッセージを送ります。ここで友達になれたとしても、そこがゴールではありませんので気をつけてください。忘れられないために定期的にいいね!やコメントを残します。
ただし、知らない人を全く相手にしないという人もいますので、無視されても落ち込まないでください。
コツをつかんで人脈作りをはじめよう
人脈作りを始めるためのコツについて、ご説明いたします。
人脈作りの目的を明確にする
なんだかよくわからないけど、とりあえず人脈がほしいと思っても、人脈は作れません。なんだかよくわからない人に付き合うような相手はそんなにいないでしょう。あなたが何を目指してどのような人脈を作りたいのか、しっかりと目的を決めてからが人脈作りのスタートになります。
自発的に動く
あなたがその業界の有名人であれば、相手側から歩み寄ってくることでしょう。しかし、ほとんどの場合は自分から積極的に交流をしないと人脈は広がりにくいです。
例えば、勉強会などで隣の席にになった人などに自分からあいさつをしてみましょう。相手から認識されれば、また別の勉強会でたまたま会ったときに、今度は相手側から話しかけてくれるかもしれません。
あなたが自分から少しアクションを起こしただけでも、人脈作りのきっかけになります。
共通点で仲良くなる
共通点があると心の距離が近づきます。同い年、出身学校が同じ、犬を飼ってるなど、どんな小さなことでも良いですので相手との共通点を探してください。
話が発展して、同じような悩みを抱えていることがわかれば、さらに親近感が湧いて一気に仲良くなれます。
同じ悩みを共有していることは、助け合いの第1歩です。お互いにアイデアを出し合って悩みを解決し合える関係を作ることができます。
自己研鑽
人脈は支え合う関係。相手に助けを求めてばかりではいけません。あなた自身も自分のスキルを磨いて極めて、相手の力になれることが重要です。努力あるのみです。
人間関係を見直す
何度も述べていますが、人脈は支え合うことが大切。あなたにメリットがないことばかり押し付けられるなど、相手から求められすぎても良くないです。そんな人がいないかどうか、一度見直してみましょう。
無駄に取られていた時間を、新しい人脈作りにあてる方が効率的だと思いませんか?
まとめ
人脈作りのコツは、目的を持って自分から積極的に働きかけることから始まります。そして、相手に助けを求めすぎても、相手から求められすぎてもNG。ギブアンドテイクの信頼関係を大切にしましょう。最後に、あなた自身も相手の力になれるようスキルアップする努力は忘れないでくださいね。