残業したくないと思っている新人が定時で帰るときに気をつけること

スポンサーリンク
後の祭り

「どうしても予定があって残業したくないけど、なかなか言い出せずに帰れない」、「早く帰って自分の時間を楽しみたいけど、上司も先輩も残業しているし思うように帰れない」など残業したくないことに悩んでいる新人のあなた。

 

ちょっとしたコツを知っていると残業せずに堂々と定時で帰ることができます。最近では、働き方改革を意識している会社もあったりして、昔よりも早く帰りやすい環境になりつつあります。今回ご紹介する方法をぜひ残業したくないと思っている新人のあなたに試していただきたいです。

関連人気記事
【仕事に行きたくない新人の悩み】ホントの理由と現実的な対策3選

目次

スポンサーリンク

なぜ新人は残業してしまうのか

基本的に新人には最初からたくさんの仕事を任されることはあまりないので早く帰ることができるはずですが、なぜ残業をしなければならないのでしょうか。考えられる原因をご紹介します。

 

・残業は当たり前という古い風習

一般的に昔から、上司や先輩が残業している場合は、その部下や後輩も一緒に残業をしなければならない雰囲気になってしまうという会社が未だに多いです。先に帰ろうものなら「新人のくせに」、「みんながんばっているのに」などと非難の対象となってしまいます。

 

 

・仕事が遅い、仕事が終わっていない

新人は当然仕事に慣れていないこともあり、ひとつひとつの仕事がどうしても遅くなってしまいます。仕事のペースがつかめずにスケジュールが押してしまい、結局、残業してカバーしなければならないことも多いです。

 

 

・仕事を早く覚えたい

会社に迷惑をかけないように、早く戦力になるよう仕事を覚えるため、残業している実態もあります。

 

 

・残業代で生活費を稼ぐ

新人のうちは基本給が低いことが多いです。そのためわざと残業をして生活費を稼ぐようにしている人もいます。

 

スポンサーリンク

新人が残業したくないのは当然

残業しないメリットは大きいです。新人が残業したくないと思うのは当然のことです。残業しないメリットとデメリットをまとめてみました。

 

残業しないメリット

・プライベートに使える時間が増える

定時で帰ることで、家族や趣味に使える時間が充実します。また、資格の勉強など自分のスキルアップにつながる活動を行うこともできます。

 

自分のために使える時間が増えることはストレスの軽減やモチベーションアップにつながりますので非常に大事です。

 

 

・体調管理がしやすい

睡眠時間の確保ができるようになるので睡眠不足にならず、しっかり休むことができます。また、定時退社によって時間的にも規則正しい食生活ができますので、自炊する時間が増えて健康を考えた食事をとることができることもメリットです。

 

新人のあなたにとって人生はまだまだ長いはずです。病気や、最近話題の過労死や過労自殺などで人生を終えてしまうことはもったいないと思いませんか。

 

 

残業しないデメリット

・残業代が出ない

少し前にも述べましたが、新人は基本給が低いため残業代で生活費を稼ぐ人もいます。そういった人にとってはデメリットです。

 

 

・業務時間外にしかできない仕事に取り組めない

業務時間内は立て続けにお客様の対応や電話対応などで特定の業務に集中できないことはないでしょうか。業務時間外では、そういった対応に追われることはないので細かい入力作業などの集中すべきことに効率的に取り組むことができます。

 

 

次に挙げるものは、会社によってはメリットになるかデメリットになるか変わってきます。

・遅くまでがんばっていると評価される(残業を推奨する会社にとって残業はメリット)

・仕事の効率が悪いと思われる(働き方改革を進めている会社にとって残業はデメリット)

 

スポンサーリンク

残業せずにスムーズに帰るためには

残業せずにスムーズに帰るためには、あらかじめ対策をしておく必要があります。次のことを頭に入れておいてください。

 

・事前に相談する

前もって早く帰らなければならない予定があるときは、あらかじめ上司へ相談をしておきましょう。優先すべき仕事の指示や別の社員へ仕事を割り振るなど調整を行ってくれます。

 

・しなければならない仕事は定時までに必ず済ませておく

急ぎの仕事などであなたに任されている仕事があった場合、必ず帰る前までに済ませておきましょう。やるべき仕事を終えていると残業する理由がなくなるので非常に帰りやすくなります。

 

もし、どうしても仕事が定時までに終わりそうにない場合や仕事の優先順位がわからない時は、早めに上司や先輩へ相談しましょう。キリの良いところで別の社員へ引き継ぐのか、次の日に仕事を回すのか、など仕事の進め方や方針について一緒に考えてくれます。

 

 

・普段から周りに貸しを作っておく

もし、あなたの業務に余裕がでてきたら、上司や先輩に「何か手伝うことはありますか?」と尋ねてみましょう。何か業務を手伝って貸しを作ることで、「仕事に前向きに取り組む人と」いう自分のイメージを作り上げます。

すると、普段からしっかり仕事をしているイメージが植え付けられているので、定時退社をしても仕事から逃げたと思われることは少なくなり、スムーズに定時で退社することができます。

 

 

・少し出勤時間を早める

朝、5分でも10分でも良いのでいつもより早めに出勤します。短時間で終わる仕事や雑用などはその時間に早く終わらせてしまいましょう。仕事の手間になる雑用などを先に済ませておくと、メインとなる仕事に集中して取り組むことができるのでとても効率的だと感じます。

 

 

・帰るときはしっかり挨拶をする

いくら自分の仕事が終わったからといっても、挨拶もせずにコソコソ帰るようなことがあれば、仕事から逃げたと思われるかもしれません。

 

まずは上司に一言、例えば「朝にもお伝えしましたが、本日は予定があるのでお先に失礼します、お疲れ様でした。」と簡単に挨拶をしてから、部署全体に向けて「お先に失礼します、お疲れ様でした。」と伝わるように挨拶して、堂々と帰りましょう。

 

スポンサーリンク

まとめ

残業したくないと思ったら、まずは自分の仕事を定時までに全て終わらせることに集中しましょう。どうしても仕事が定時までに終わらない時は、上司や先輩に相談して一緒に対策を考えます。また、少し出勤を早くするなど自分でも定時に帰るために工夫することが必要なときもあります。

 

無理な残業でがんばりすぎることは身体にも良くないですので、自分の仕事が終わったら堂々と帰って、しっかり休みましょう。人生はまだまだ長いです。健康に働き続けるためにも、今回ご紹介した方法を実践してみてください。

仕事をする中でメモを取る機会も多いと思います。メモの取り方が下手だなと思っている方は、こちらの記事をご覧ください。

【メモを取るのが下手】劇的に上達するメモを取るコツとは?