月面にアルファベットのXの文字が浮かび上がって見える天体ショーが『月面X』です。
さまざまな条件が重なった時しか見られない珍しい現象ですので、ぜひこの目で見てみたいですよね。
月面エックスが一番はっきり見えるのは何時なのか、しっかり確認して見逃さないようにしてくださいね。
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目次
月面Xが見える条件とは?
- 上弦の月であること
- 日本から見やすい位置・時間帯にあること
- 良く見える時間は1時間程度
- 1年に数回程度のチャンス
なぜ月の表面にエックスの文字が見えるの?
月面には、たくさんのクレーターがあります。
それぞれに名前がついているのですが、その中の
- プールバッハ
- ブランキヌス
- ラ・カーユ
という、クレーターの外側の盛り上がった部分が太陽の光に照らされてXの形に浮かび上がるのです。
2019年で月面Xが見られるのはいつ?
2019年で月面Xが見られるのは、
12月4日 水曜日です。
スケジュール帳にしっかりメモしておきましょう。
月面Xが一番ハッキリ見えるのは何時?
2019年12月4日のなかでも一番月面エックスがはっきり見えるのは、
17時前後
南東の空で月を見つけてください。
月面Xを肉眼で見るのはムリ?
残念ながら肉眼や双眼鏡では、月面Xを見つけることは難しいでしょう。
望遠鏡や望遠レンズ付きの一眼レフで見てみてください。
月面Xは、どんな望遠鏡で見たらよいの?
せっかく買っても倍率の低い望遠鏡では、月全体が見えるだけでクレーターまでは良く見えません。
どうせ買うなら、100倍~150倍の望遠鏡がおススメです。
それ以上の倍率になると初心者には扱いが難しくなり、中上級者向けとなります。
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まとめ
2019年の月面Xが日本で観測できる日は、
12月4日㈬ 午後5時前後
東南の方向です。
肉眼や双眼鏡では観測が難しいので、
100倍以上の倍率の天体望遠鏡で見ることをお勧めします。
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