接客英語が聞き取れない!イザという時の対処法と聞き取れるようになるコツ!

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後の祭り

カフェ・レストラン・居酒屋などの飲食店や、ホテル、小売店に至るまで今や外国人のお客様は珍しくなくなりました。

それはそれで日本経済には望ましいことではありますが…こういった接客業に関わる方々にとって困るのは、「英語」で話しかけられても、答えてあげることどころか、そもそも聞き取ることができない!!ということかもしれませんね。

 

当記事では、英会話は出来なくても、せめて仕事でお迎えするお客様の対応レベルは何とかしたい!!とおっしゃる方に、英語が聞き取れないがイザという時どう対応したらよいか、さらには英語を聞き取れるようになるコツをご紹介します。

英語の接客でお困りの方は是非ご覧ください。

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目次

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お客様の英語が聞きとれない!そのときあなたがすべきことは?

 

職場で、レジやフロントに立っていれば多分一度は英語をしゃべるお客様に遭遇したことがあるのではないでしょうか?

たまたま、まだそういう経験がなくても、これから東京オリンピックに向けて英語をしゃべる外国人のお客様はどんどん増えていくことでしょう。

もう避けては通れませんね。

 

 

すべての会話を聞き取る必要はない

 

英会話の特技でもない限り、ムリ!と思っていませんか?

ちょっと落ち着いて考えてみましょう。

あなたが今困っているのは、職場にいるあなたに何か頼みごとをしたり、わからないことを聞いたりする外国人の英語です。

 

決して英語で大勢の人の前でスピーチをしたり、職場全員が外国人で同僚と英語でコミュニケーションするとか、そういう次元の話ではありません。

 

つまり、会話の内容はほぼ限られた範囲であることにまず気が付いてくださいね。

ここは日本です。

外国人観光客の人たち、あるいは仕事で来日した人でも、仕事で忙しくしている日本人に、業務とは全く関係のない雑談をわざわざ持ち掛けてくる可能性は限りなく低いということなんですね。

 

だとすると、英会話のやり取りも、ある程度決まった内容に絞られてくるのがおわかりでしょうか?

 

業務の流れに沿ってキーワードをキャッチ!

 

ここまでくれば、後は日本人同士の接客の会話と流れは全く同じです。

例えばこんな感じです。

 

あなたがある飲食店の店員だとして…そしてもし、多忙な時間帯でお客様が会計したいのにレジに誰もいなければ『お会計お願いします!』と呼ばれますよね?

 

カジュアルな言い方なら『Check,please!』丁寧に言うなら『Can I get a check?』『May I have a check?』など…“Check”というワードが聞こえたら「お会計だ!」と思えば良いですね。

(英語圏では“Check”の代わりに“Bill”を使う国もありますよ! )

 

ジェスチャーで知らせる外国人もいます。

空中に文字を書くような、サインをするジェスチャーをしていたら「お会計お願いします」の合図です。

 

 

ちょっと注意したいのは、海外ではお会計をレジではなくてお客様のテーブルで済ませるところも多くあります。

テーブルでお会計してくれると思われて、もしあなたがテーブルに呼ばれたら「お支払いはレジでお願いします(Please pay at the cashier.)」とか、「あちらでお支払いください(Please pay over there.)」とレジへ案内してあげましょう!

 

 

わかっているフリはマズい!

 

雑談で適当に受け流すのと違い、業務が絡んでくると「適当にニコニコしてごまかす」なんてありえませんよね。

お客様はあなたが理解しているものと思い込んで、あなたからの答えを待っています。

それなのに「ニコニコして終わり」って・・・。

 

挙句、お客様に不快な思いをさせることになりますよ。

今はSNSの時代です。

当然のことながら、お店の評判もそれなりに下がっていくことでしょう…。

 

 

聞き取れない時は遠慮なく、相手に自分のペースに合わせてもらう、ということが大切なのです。

自分の英会話のスキルに合わせて、相手にどうしてもらいたいか、をお願いするのです。

例えば・・・

 

まずは相手の話を中断するわけですから「あの~…」という感じで、始めないと失礼ですよね。(I’m sorry…と語尾を上げながら言えばOK)

 

声が小さくて聞き取れなかったら・・・

「もう少し大きな声でお話しいただけますか?(Could you speak louder please?)」

 

スピードが速すぎて聞き取れなかったら・・・

「もう少しゆっくりお話しいただけますか?(Please speak more slowly.)」

 

相手の言っている言葉の意味が部分的にわからなければ・・・

「○○とはどういう意味ですか?(What do you mean by ○○?)」

 

どうしても音声では聞き取れない!紙に書いてもらえばわかるだろう、という時は・・・

「書いていただけますでしょうか?(Could you write it down for me please?)」

 

いかがでしょう。

もっと言葉をつけたせば、より丁寧な頼み方も出来ますが、要は失礼に当たらない言い方で相手に伝わればよいということですね。

 

日本人は学校で読み書きの練習はタップリ積んでいるので、紙に書いてもらう、というのは一番手っ取り早いかもですよ!

 

 

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英語を聞き取るコツ

 

最近、大学入試に民間の英語の検定試験の結果を取り入れるとか取り入れないで話題になっていますね。

日本人の英語は「話す」・「聞く」という能力が、他の英語を母国語としないアジア圏の国々に比べて、極端に低いことが指摘されています。

 

 

だからと言ってもう今さら遅い!と思う必要はありません。

学校では習わなかった「ネイティブの発音のコツ」のようなサイトはYouTubeなどでたくさん発信されていますし、書籍でもたくさん出版されています。

 

 

ここで、あなたに知っておいてもらいたいことがあります。

色々なサイトでみな口を揃えて言っていることです。

それは、「自分が発音できない音は聞き取れない」ということ。

 

よくある話ですが、中学レベルの単語しか使っていない会話なのに全く聞き取れなくてショックを受けたことはありませんか?

文字にすれば、「あぁ、な~んだ」という会話なのに・・・

 

日本語では「あ・い・う・え・お」5つしかない母音が英語では26個もある、といわれています。

日本語の「あ」に近い音だけでも3つもあるんですね。

 

 

さらに・・・

  • 英語では語尾を発音しないことが多い
  • 隣の単語とつながって音が変化する(リンキング)
  • 「フラップT」など独特の英語発音のルールがある(例えばPartyは“パーティー”よりも“パーリー”と言った方がネイティブっぽいでしょ!)

 

などなど、まだまだ調べるとたくさんの「へぇ~」が出てきて目からウロコという感じになりますよ!

 

最低1か月はみっちり発音の練習だけしても、かなりネイティブに近い発音になりますし、自分が発音できる音はネイティブが喋ってもピン!とくるから本当に不思議です。

 

 

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょか?

今まで、英語をしゃべる外国人のお客様が自分に話しかけてきたら…と、ドキドキしていたかもしれませんね。

しかし、ここはせっかくのチャンスです。

あなたも、接客業に携わっているメリットを利用して、「英語の聞き取り」のスキルをコツコツ磨いてみてくださいね。