職場やその他色々な人間関係で「怒られた」ことがきっかけで、ずっと引きずる人がいますね。
いつまでもいつもの調子に戻れずため息ばかり・・・
何とか元に戻るきっかけが欲しいところではないでしょうか?
当記事では、引きずるタイプの人の特徴、逆に立ち直りが早い人のメンタルはどうなっているのか、結局今のあなたがどう対処すれば良いかについてアドバイスします。
元の元気なあなたに戻れるきっかけ作りのために、是非ご覧ください。
目次
怒られて引きずる人に共通する特徴
いわゆる「打たれ強い」人と「打たれ弱い」人は何が違うのでしょうか。
誰しも、他人から注意を受けたり叱られたりすれば気持ちの良いものではありません。
ただ、「打たれ強い」人は、そうでない人と比べると早く日常の状態に戻り、それどころか以前よりパワーアップしたりする人もいます。
「打たれ弱い」人、つまりいつまでも怒られたことを引きずるタイプには次のような特徴があるようです。
タイプ1【他人の意見が自己評価の基準となっている】
他人の目・他人の評価がとっても気になるタイプですね。
このタイプの人は、周りの人たちから高い評価をもらうことや褒めてもらうことを生きる支えにしているタイプです。
同じ人間ですから誰だって褒められれば嬉しいです。
が、問題はいったん悪い評価がくだった時!
こういう周りの目を気にする人は、「そうか、私という人間はダメなヤツなんだ…」と自分で思い込む傾向が強く、それがすべてになってしまうんですね。
周りの目を気にするあまり、「叱られたところを皆に見られたから恥ずかしい」とか、「どの面下げて職場に行けば…」というところにばかり思いが巡るタイプではないではないでしょうか?
タイプ2【そもそも自分を過大評価している】
幼い時から「賢い」「できる子」という評価の中で育ち、あまり挫折した経験もなく、高い学歴やキャリアがある人の中には、「自分が失敗するわけがない」という過信を抱いてしまう傾向が。
そもそも、キャリア云々の問題ではなく、人から色々指摘されるのがキライな人もいますよね。
こういうタイプの方は自分に対して「これが理想の姿」みたいなものを決めてかかっていませんか?
あなたの理想と周りが求めていることにはひょっとして違いがあるのかも…ですよ!
タイプ3【真面目過ぎ!!】
他人から叱られたり注意を受けると、重く受け止めてしまい、なかなか気持ちの切り替えができない真面目さん。
また、完璧主義で「落ち度があってはならない!」と厳しく自分を追い込むことも!
真面目なだけに、自分を責めてしまうわけなんですね。
いかがでしょう?
あ、私このタイプかも⁉と思い当たることがありますか?
次に、引きずらないタイプ「打たれ強い」人って、どうして立ち直りが早いのか、について話題をすすめましょう。
「打たれ強い」人はどうして引きずらない?
引きずらないタイプの人の特徴をあげてみましょう。
タイプ1【自分のレベル・ありのままの状態を受け入れている】
自分のことについて、あまり感情的にならずに、客観的に見る冷静さをもっているタイプです。
人間は失敗がつきもの、自分は完璧でないから徐々にレベルアップすれば良いという、ゆとりがあるんですね。
例えば注意を受けたとします。
このタイプの人は、自分で気づかなかったことを指摘してもらえるので「そこを直せばいいんだ!」と自分の糧にしてしまうことで、次へとつなげる意欲になるわけです。
タイプ2【叱ってくれた人を信頼している】
例えば一番身近な例が、親子関係ではないでしょうか。
あなたは、親に厳しく叱られて、それが原因でずっと体調悪い、なんてことありますか?
一時的に反抗的になり、ムカッとすることはあってもすぐにまた元通り、いつものあなたにもどっているでしょう?
なぜだかわかりますよね。
親は子を子は親を心から愛し、信頼しているからです。
絶対に、自分を嫌って怒るのではなく、大切に思っているからこそ厳しい、ということが本能的にわかっている、ということですね。
確かに、職場は家族ではなく他人の集まりです。
しかし他人だからこそ、わざわざ「叱ったり」「注意したり」という厄介なことは避けたいはずです。
それでも、あえてあなたを叱ってくれるのは、あなたに成長してもらいたい、とする親心から。
立ち直りが早い人は、この部分を敏感に感じ取り「自分のために言ってくれている!」という信頼関係を築けるタイプです。
怒られた時の対処法
「引きずるタイプ」は「立ち直りが早いタイプ」の人の良い所を取り入れてみる手も。
性格はすぐには変えられないかもしれませんが…とりあえず今のあなたがどうすべきかについて選択肢は2つ。
改善してここに残るか、辞めてここから離れるか。
「改善してここに残る」が向いている場合
- 叱られたことをノートなどに書き出し、文字にすることで冷静に自分の落ち度が見極められる
- 上司などの怒りが収まった頃を見計らって信頼関係回復のためにも自分はどうすべきだったかを聞いてみる(信頼できる上司であれば、の話)
- 次に備えて、上司はどういう時に怒る人なんだろう、と静かに人間観察する
- 同じことを繰り返さないためにも、一通り改善点が頭で整理出来たら、後はパァ~っと気晴らししてモヤモヤを忘れる!→好きな音楽・ドラマ・本を楽しんだり、自分にご褒美のつもりでショッピングしたり…あなたの気晴らし法は⁉
「辞めてここから離れる」が向いている場合
- 頻繁に怒る上司の方に問題がある場合。どうしても仕事上その上司と距離を置くことが出来ない。さらにその上役の人と相談しても状況に変化がない時
- 職種そのものが自分に合っていないため、なかなか要領を得ず、いちいち注意をうける
- 精神的にかなり追い詰められて医師の治療まで受けている
ここまで来たら、あなたの心身の安全を確保するのが最優先。
どうしてもということであれば「退職代行サービス」を利用して会社の人と顔を合わせずに退職する方法だってあり!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
1人で対応しきれなかったら自分だけで抱え込まず、身近な信頼を置ける家族・友人・カウンセラーなどに自分の状況をわかってもらうことも大切。
自分では気が付かなかったあなたの色々な面を教えてもらってからの対応でも遅くない。
早く立ち直って元の元気なあなたに戻れるように、出来ることから始めてみてください。