- 大学の先生に英語でメールを送りたいけれど、どう書けばいいのかな?
- ネイティブの先生なので、失礼のない表現で連絡したい
そんな疑問に応えるべくこの記事では、
- 先生へ英語でメールを送る場合の書き出し部分の注意点
- 先生へ英語でメールを送る場合の書き出し部分の例文
について解説しています。
明確な表現でメールを送り、先生に伝えたいことを理解してもらえるようにしましょう。
ビジネスからカジュアルまで、色々なメール書き出しのポイントやフレーズまとめた記事が下記となりますので、こちらも是非ご参考下さい!
目次
先生への英語メール、書き出しのポイントは?
先生向けに英語でメールをする多くの場合、相手はネイティブの大学教授かと思います。
メールの書き出し部分(件名・宛名・最初の1~2文)で印象が決まるのはビジネスメールでも先生へのメールでも変わりません。
ただ、大学教授向けにメールをする場合はどちらかというとフォーマルな形式となるためビジネスメールと似ている部分もありますが、いくつか固有の注意点もありますので解説してきます。
ビジネス英語メールでの書き出しポイントについては以下の記事でまとめていますので、こちらも是非参考にしてください。
先生向けの英語メールで注意すべきマナー
メール内容が分かる件名を付ける
多くの教授は一日に何通ものメールを処理しており、中にはスパムメールや広告と思われるものは件名だけを見て削除しているものも少なくありません。
そのため、件名を見るだけで何のメールか分かるようにすることが非常に大切です。
返信がこないと思ったらスルーされて読まれていなかった・・・なんてことの無いように気をつけましょう。
良い件名の例
- Question about English A assignment
(「English A」の課題について質問) - Integrated English: Class attendance
(「Integrated English」の授業の出席について)
悪い件名の例
- Hello!
- How are you?
宛名はProfessorを使うのが無難
大学の先生に対しては、
- Mr.
- Mrs.
- Professor
- Dr.
などどれを使うか迷うところですが、Professorを使っておくのが無難です。
教授であればProfessor、博士号をもっていればDr.を使うべきなど色々な考え方もありますが、学歴についてはその先生の出身国・地域によっても感覚が変わるのでProfessorを使用しておくのが無難でしょう。
- Dear Professor David,
- Dear Professor Francis,
【「はじめまして」は要らない】挨拶フレーズは使わず自己紹介 + 要点を書く
ここがビジネス英語メールと大きく異なる点となりますが、宛名が終わった後の書き出しに挨拶フレーズは不要です。
初めてメールすることも多いと思いますが、Nice to meet youなど「はじめまして」にあたるフレーズも不要です。
とはいえメールアドレスだけから生徒個人を特定するのも難しいので書き出し部分では、
- 自己紹介
- 伝えたいこと(要点)
を記載するようにしましょう。
自己紹介とは言っても、「あなたの~のクラスを受講している」ということを伝えるのみで、下記のようなイメージです。
- I am a student in your English A class.
(私は教授の「English A」を受講している者です)
※メールの最後に名前は書きましょう - I am Yusuke Sato, from Science C.
(教授の「科学C」を受講している佐藤祐介という者です)
自己紹介の後に、メールで伝えたいこと(要点)を記載します。
- I am writing to inform you that I won’t be able to attend your class on Tuesday.
(火曜日の授業に出席できそうにないのでメールしました) - I am writing because in class yesterday, you mentioned having some open positions in your research lab.
(昨日の授業でおっしゃっていた研究員募集のことでご連絡致しました)
次に、具体的なメールの例文についてご紹介します。
先生向けの英語メール、書き出し部分の例文
例文1:授業の欠席
【件名】English A: Class attendance
Dear Professor David,
This is Ken Sakata, from English A. I am writing to inform you that I won’t be able to attend your class on Thursday, as I have a job interview at 11 AM.
~本文~
例文2:人員募集についての問い合わせ
【件名】 Open positions for research lab
Dear Professor Francis,
I am Yusuke Sato, from Science C. I am writing because in class yesterday, you mentioned having some open positions in your research lab.
~本文~
例文3:課題を提出する
【件名】Assignment Submission
Dear Professor Alan,
This is Tomoko Miura from English A. I am writing to inform you that I have finished the assignment which you assigned us on 5th June.
~本文~
例文4:謝罪する
【件名】Aplogy for late assignment submission
Dear Professor Williams,
This is Shunji Kato from English A. I really apologize for missing the deadline.
~本文~
まとめ
英語メールのカジュアルな書き出し表現についての記事もありますので参考にしてみてください。