ビジネスマナーは椅子の座り方にも影響!?好印象を与えるためには?

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ビジネスマナー

ビジネスマナーには椅子の座り方も含まれます。

オフィス内や接待などあらゆる場面で、椅子に座る機会があるからです。

その人の内面は椅子の座り方に現れます。

椅子の座り方を見てこの人と取引きするやめとこ・・・なんて思われないようにしたいですよね。

そこで、ここでは、ビジネスマナーに含まれる椅子の座り方について、好印象を与える方法とともに見ていきたいと思います。

目次

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正しい椅子の座り方は相手からどう見られる?

正しい椅子の座り方は、相手に対して信頼感を与えます

普段椅子に座る時、人から見られていると意識している人はどれだけいるでしょうか。

椅子に正しく座ることによって、相手にきちんとした人という信頼感を与えることが出来ます。

しかし、座り方には無意識のうちにその人のクセが出ます。

仕事中につい気が抜けて普段通りに座っていると、上司や取引先の相手にだらしない人だと思われてしまうかもしれません。

仕事終わりの飲み会やフランクな場であれば、いつも通りの椅子の座り方でいいでしょう。

しかし、公の場やきちんとした場では正しい椅子の座り方が求められます。

正しく椅子に座ることによって、普段からきちんとしている人だという印象を与えることができます。

きちんとしている人は仕事に対しても責任を持ってやり遂げてくれるのではと、相手にとって好印象です。

そのため、正しい椅子の座り方は、相手に信頼感を与えることができるのです。

では、正しい椅子の座り方とはどのような座り方でしょうか。

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正しい椅子の座り方とは?

正しい椅子の座り方は、背筋を伸ばし姿勢よく座る座り方です。

男女共通の正しい椅子の座り方

まず、男女ともに以下の3点を意識しましょう。

  • 深く腰を掛ける
  • 背もたれは使わない
  • あごを引く

椅子に座るときは、正面を向いたまま、音を立てず静かに座ります。

男性の正しい椅子の座り方

男性が気をつけるべきは以下の点です。

  • 両脚をこぶし1つ分開く
  • 両膝に軽く握った手を置く

足先は広げすぎたり逆に内股にならないよう、軽く自然に開いておきましょう。

女性の正しい椅子の座り方

女性が気をつけるべきは以下の点です。

  • 膝・くるぶしを揃える
  • 両手を重ねて膝の上に置く

女性の場合は、足を揃えたまま足先は少し斜めにします。

このように、正しい椅子の座り方は、背筋を伸ばし姿勢よく座る座り方です。

では、逆に印象の悪い椅子の座り方とはどのような座り方でしょうか。

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印象の悪い椅子の座り方とは?

印象の悪い椅子の座り方は、一見するとやる気がなくだらしない姿勢の座り方です。

  • 背もたれに寄り掛かる
  • 猫背になる
  • 腕や脚を組む
  • 貧乏ゆすり

順に見ていきます。

背もたれに寄り掛かる

背もたれを使うと確かに楽ですが、ビジネスにおいては使わないようにしましょう。

浅く腰を掛けて背もたれに寄り掛かる姿は、偉そうな印象を与えます。

背中には何も触れないことを意識しましょう。

猫背になる

猫背は、自信がなさそうに見えたりやる気がなさそうにく見えてしまいます。

椅子の座り方は、普段の姿勢や癖がそのまま露骨に出てしまいます。

日常的に正しい姿勢が保てるのがベストですね。

腕や脚を組む

腕や脚を組むことも癖になってしまっている人は多いと思います。

腕や脚を組むことも、偉そうな印象を与えてしまう姿勢です。

ビジネスシーンで椅子に座っているときは、手足をなるべく動かさないようにすると、うっかり腕や脚を組むことを避けられるでしょう。

貧乏ゆすり

貧乏ゆすりは落ち着きのない人という印象を与えてしまいます。

また周囲の気を散らすなど迷惑になることもあります。

癖になってしまっている人は、気をつけないといけませんね。

このように、印象の悪い椅子の座り方は、一見するとやる気がなくだらしない姿勢の座り方です。

最後に、椅子の座り方マナーをご紹介しましょう。

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椅子の座り方マナーとは?

椅子の座り方マナーどはどんなものでしょうか。

  • 椅子の左から
  • 一声あってから座る
  • 席順にも配慮を

順に見ていきましょう。

椅子の左から

椅子に座ったり椅子から立ち上がり移動するときは、椅子の左側から出入りをします。

これは、国際的に右側が左側より「上」だと考えられているためです。

一声あってから座る

椅子に座るときは、先方からの一言を待ちましょう。

入室後、勝手に座るのではなく、「どうぞ」や「どうぞおかけください」と言われてから座るようにします。

席順にも配慮を

座席には、上座や下座といった席順があります。

一般的には、入り口から最も遠いところが上座だと言われています。

ただし、窓の配置や景色によっては変わることもあります。

座るべき席を指示されていない場合には、「どちらに座ればよろしいでしょうか」と一言添えましょう。