社会人にとってビジネスマナーは、少々厄介で面倒なところがありますよね。
そのビジネスマナーの中に嘘マナーがあるというのを聞いたことがありますか?
嘘マナーの「元ネタ」と呼ばれるものがあるのですが、徐々にエスカレートしていって、最終的には「言ったもん勝ち」「大喜利」状態になっていました。
そこで、ここでは、ビジネスマナーの中にある嘘マナーについて、フェイクの見極め方も含めてご紹介したいと思います。
目次
ビジネスマナーの嘘マナーって何?
ビジネスマナーの中で、嘘マナーという言葉は聞いたことはありますか?
嘘マナーとは、SNS上で2018年ごろから流行している、明らかにあり得ないようなマナーを創作するネタツイートのことです。
その発端になったと言われているツイートがこちらです。
【悲報】とっくり、もうめちゃくちゃ pic.twitter.com/FT2TtaMeuV
— シオン (@AsterTatariks99) November 25, 2018
このツイートは、「徳利の注ぎ口から注ぐのはマナー違反」 と説明する情報サイトの切り抜きを投稿したものです。
実は、この注ぎ口から注ぐことをマナー違反とする情報サイトはいくつかみられるようです。
しかし、ツイートのリプライには「聞いたことがない」「嘘では?」などの否定的な意見が多く、たちまち拡散されました。
このツイートをきっかけに、縁起が悪い理由をこじつけて「マナー違反」と認定するネタツイートが流行したようです。
このように、ビジネスマナーの嘘マナーとは何かが、わかりましたね。
それでは、実際にあったビジネスマナーの嘘マナーをご紹介しましょう。
実際にあったビジネスマナーの嘘マナーをご紹介!
実際にあったビジネスマナーの嘘マナーをご紹介しましょう。
社員のパソコンにWindowsを支給していませんか?
Windowsには”窓際族”という意味があり、ビジネスシーンではマナー違反です。社員が仕事をバリバリこなして活躍するようにLinuxを支給しておきましょう。
— おるふぁん / Al-Fun4 (@Al_Fun4) November 27, 2018
社会人の皆さん、始業時刻より早く出社していませんか?実はこれマナー違反!「始を早める=死を早める」に繋がるため非常に縁起が悪く、失礼にあたります。始業時刻を越えて出社すると「死を乗り越える」となり好印象です。本来は遅刻するのが社会人としての常識なんですよ!
— ニャーン (@eilanyaan) November 27, 2018
大学を卒業するとき、「4年」で卒業していませんか?
「4」の意味は”死”、つまり就活先の企業に対してマイナスの意味があり、ビジネスシーンでの使用はマナー違反です。
内定先との関係が長続きするように、末広がりの意味を持つ「8」年で大学を卒業するようにしましょう。— ポカリス (@pocaris_pocaris) November 27, 2018
このように、「○○していませんか?実はそれマナー違反です」の文面がテンプレ化され、大喜利状態になっていました。
本来「#嘘マナー」や創作である旨が併記されてツイートされるべきところ、その記載がないため、嘘マナーと呼ばれているようです。
以上、実際にあったビジネスマナーの嘘マナーをご紹介しました。
最後に、ビジネスマナーの嘘やフェイクを見極める方法を見ていきましょう。
ビジネスマナーの嘘やフェイクを見極める方法とは?
最後に、ビジネスマナーの嘘やフェイクを見極める方法を見ていきましょう。
- 真偽を確かめる
- 出典を確認する
- 周囲に聞いてみる
順番に見ていきましょう。
真偽を確かめる
SNS上の情報は話半分くらいの気持ちで接しましょう。フェイクニュースは至る所にはびこっています。
そして、未知の情報に出会った場合、その情報の真偽を自分でリサーチして確かめます。
これは情報社会で生きる私たちにとっては必須のスキルで、情報リテラシーの一つと言えます。
出典を確認する
真偽を確認する際に、その情報がどこからのものなのか出典を確認することを心がけましょう。
もちろんその出典元が信頼するに値するのかどうかも確認する必要があります。
周囲に聞いてみる
聞きかじったビジネスマナーを披露する前に、周囲の同僚や先輩にそういうビジネスマナーを聞いたことがあるか、知っているか聞いてみましょう。
ひょっとすると話のネタになって盛り上がるかもしれません。
いずれにしろ、数多あるさまざまな情報から我が身を守るのは自分自身です。
溢れかえる情報に振り回され過ぎないようにしましょう。