初対面の人同士を紹介することは、ビジネスの世界ではよくあることです。
ばったり道端で出会うこともあるでしょうし、上司とともに他社を訪問することもあるでしょう。
そんなとき、紹介の順番にビジネスマナーはあるのでしょうか。
そこで、ここでは、紹介の順番に関するビジネスマナーについて、話す内容や例文も見ていきたいと思います。
目次
紹介の順番に関するビジネスマナーの基本!
まずは、紹介の順番に関するビジネスマナーの基本を見ていきましょう。
覚えておくべき基本の原則は2つです。
- 内から外へ
- 下から上へ
詳しく見ていきましょう。
内から外へ
これは、社内と社外の人同士を紹介する場合、社内の人を先に社外の人へ紹介するということです。
地位や立場が上の人に、先に相手を知ってもらうためです。
どんな地位・立場であれ、社内の人より社外の人を上位とみなすのがビジネスマナーです。
下から上へ
これは、年齢や地位・立場の上下を指します。
年少者や役職の低い人を先に紹介し、年長者や役職の高い人をその後に紹介するのがビジネスマナーです。
以上が、紹介の順番に関するビジネスマナーの基本です。
次に、1対複数名を紹介する場合のビジネスマナーを見ていきましょう。
複数名を紹介する場合のビジネスマナーは?
複数名を紹介する場合のビジネスマナーを見ていきましょう。
まずは、1対複数名の紹介の順番はどうなるでしょう。
この場合、先ほどの原則の例外と言えるでしょう。
1対複数名の場合
1対複数名の紹介の場合は、まず1人を紹介します。
その後、複数側の紹介になるのですが、紹介の順番は地位・立場が上の人から紹介していくのがビジネスマナーです。
この点、先ほどの原則の例外ですよね。
複数名対複数名の場合
複数名対複数名の場合、訪問した側から先に紹介を始めるのがビジネスマナーとされています。
以上が、1対複数名を紹介する場合のビジネスマナーです。
最後に、紹介するときは何を言うべきなのか、例文を見ていきましょう
紹介するとき何を言うべき?例文も!
紹介するときは何を言うべきなのか、例文を見ていきましょう。
伝えるべきポイントとして以下の4点を覚えておきましょう。
- 名前
- 会社名
- 地位
- 自分との関係
では、例文にして見ていきましょう。
社内の人を社外の人に紹介する場合
こちら、私の上司で課長の○○でございます。
社外の人を社内の人に紹介する場合
複数名の紹介の場合
複数名の紹介の場合は、人物紹介と人物紹介の間で名刺交換がされるので、紹介の順番が変わるのです。
取引先のA部長とB担当者に、上司Cを紹介する場合で考えてみます。
まず、上司Cを取引先のA部長、B担当者に紹介します。
こちら、私の上司で部長のCでございます。
その後、取引先のA部長を上司Cへ紹介します。