接待や飲み会でのマナーを詳しくご紹介!何に気を付けたらいいの?

スポンサーリンク
接待

ビジネスシーンにおいて、接待や飲み会に誘われることがあると思います。

幹事を任されることもあるかもしれません。

そんな時、接待や飲み会のマナーはしっかり押さえておきたいですよね。

そこで、ここでは、接待や飲み会の基本的なマナーや覚えておきたいマナー、やってはいけないNG行為を詳しくみていきます。

目次

スポンサーリンク

接待や飲み会の基本的なマナー

接待や飲み会では基本的なマナーを守ることが大切です。

基本的なマナーについて、詳しくみていきます。

下座に座る

これは基本中の基本、「座る場所」です。

飲み会の座席にはランクが存在します。

一般的に出口に一番近い席が「下座」と呼ばれます。

接待であれば招いた人、社内の飲み会であれば新入社員や若手社員が下座に座ります。

反対に出口から一番遠く、奥や角に位置している席が「上座」と呼ばれます。

接待に招かれた人や、役職の高い年配の上司が座ります。

お店によっては下座が分りにくいこともあります。

わからない時は上司に「下座はどこですか?」と尋ねてみるのもいいかもしれません。

「若手は下座に座ることを心得ている」と上司に伝わります。

大皿料理は率先して取り分ける

接待や飲み会では、必ずと言っていいほど大皿料理が出されます。

大きめの器に人数分の料理が盛られており、そこから自分の食べる量を取って食べます。

普通に考えると、食べたい人が自分で取ればいいのですが、ここにもマナーがあります。

「大皿料理は率先して、招いた人や若手が取り分けること」です。

料理が到着してすぐに取り分けると印象がよくなります。

取り分ける順番も、お招きしている方や役職の高い人から取り分けます。

盛り付け方が綺麗だと好印象です。

取引先の方や上司のドリンクがなくなる前に、次のドリンクを頼む

接待や飲み会の場では、お酒やソフトドリンクなどの飲み物に、常に気を配ることが大事です。

お招きしている方や上司の飲み物が、あとどれくらい残っているかを会話をしながら注意して見ておきます。

飲み物の残りが3分の1程度になっていたら、「次の飲み物はどうされますか?」と尋ねましょう。

飲み物を尋ねた時に、迷う場合もあるのでドリンクメニューを渡せる準備をしておくと尚良いです。

尋ねるのと同時にメニューを差し出すのもスマートです。

会計は見えないところでする

飲み会や特に接待では、会計の詳細や支払いのお金が見えることはNGです。

例えば、取引先を接待する場合、会計は自社が払うことになります。

そこで、お店から渡される伝票や会計をしている場を取引先に見せてはいけません。

お店に伝票を渡されたら、取引先に見えないように、自分の手元においておきましょう。

そして、会計は飲み会の最後にするのではなく、飲み会が終わりそうな雰囲気になったときに行います。

終わりそうな雰囲気とは、食べ物や飲み物を注文しなくなる、会話が続かなくなりなんとなくお開きになりそうなときです。

そういう状況になったら、「ちょっとトイレに」と席を離れて会計に行きましょう。

上司や取引先が帰ろうとしたときには、会計が終わっていることになるのでとてもスマートです。

ここまで、接待や飲み会では基本的なマナーを守ることが大事なことについてみてきました。

次に、接待や飲み会で覚えておきたいマナーについてみていきます。

スポンサーリンク

接待や飲み会で覚えておきたいマナー

接待や飲み会で、覚えておきたいマナーがあります。

基本的なマナーを守るのはあたりまえですが、さらに好印象を与えられるマナーです。

詳しくみていきましょう。

ご馳走になった場合は店外で待ち、お礼を言う

若手の場合は、上司にご馳走してもらう場合もあるかと思います。

ここでも上司はマナーを見ています。

確実に上司が支払う流れで、自分が支払う必要がなくても、会計時には財布を出しましょう。

出さないのは不作法とされています。

財布を出すことで「お金を払う意思がある」と上司にアピールします。

そうすると「いいよ、払うから」といって、上司が会計を済ませます。

そう言われたら、お店の外に出て待ちましょう。

後ろで待ってしまうと、お会計時に飲み代の詳細や現金が見えてしまいます。

上司の財布の中身まで見えてしまったら失礼ですよね。

上司が出てきたら「ごちそうさまでした!」とお礼とお辞儀で出迎えましょう。

料理メニューの頼み方に注意する

飲み会では、料理がすでに決まっている「コース」と単品で料理を頼む「アラカルト」の2種類があります。

接待や会社の飲み会では、ほとんどが「コース」です。

しかし、少人数の接待や飲み会ではアラカルトになることもあります。

そんなとき、上司に「なにか適当に頼んで」と言われることもあるかもしれません。

みんなが満足するものをオーダーできればいいのですが、なかなか難しいです。

そういうときは、「最大公約数」のメニューを頼みます。

みんなが好きで、変わった食材が入っていないものです。

例としては以下です。

  • 序盤:スピードメニューを数品(枝豆など)
  • 中盤:ボリュームのある味の濃いもの(唐揚げやチャーハンなど)
  • 終盤:あっさりしたもの(漬物系など)

上記のような流れで注文するのがオススメです。

翌日に朝一番でお礼をいう

接待や飲み会で奢ってもらったら、必ずお礼をしましょう。

お店を出たときにお礼をするのは当然ですが、翌日の朝一にもお礼が必要です。

「昨日はご馳走さまでした」と伝えることで、礼儀正しいという印象を与えます。

直接挨拶できるのがいいのですが、できない場合もありますよね。

そういうときは、メールか電話でお礼をしましょう。

ここまで、接待や飲み会で、覚えておきたいマナーについてみてきました。

最後に、絶対やってはいけないNG行為についてみていきます。

スポンサーリンク

絶対にやってはいけないNG行為

接待や飲み会で相手を不快にさせる行為は絶対にやってはいけません。

マナーを守っていても、NG行為をすれば台無しです。

つい、やってしまいがちな行為を紹介します。

  • 口に食べ物が入ったまま話す
  • お店の人を大声で呼ぶ
  • 自分中心の自慢話やうんちく
  • 会社の機密情報を話す
  • 携帯電話での通話やメール
  • 許可のない写真撮影や、SNSに写真をアップロードする

お店や一緒にいる人への配慮を忘れずに行動することが大切ですね。