お礼状のビジネスマナーは?送るタイミング・書き方・文例をご紹介!

スポンサーリンク
ビジネスマナー

ビジネスシーンにおいて、取引があったりお品物をいただいたときに、お礼状を書くことがあります。

昨今はメールで済ますこともありますが、本来は手書きで書くお礼状。

そんなお礼状には、送るタイミングや書き方についてビジネスマナーがあります。

そこで、ここでは、お礼状のビジネスマナーについて、文例も併せてご紹介したいと思います。

目次

スポンサーリンク

お礼状を送るタイミングのビジネスマナーは?

お礼状を送るタイミングにビジネスマナーはあるのでしょうか。

まずは、どんな場面・シーンでお礼状を送るのか具体的に挙げてみましょう。

  • 贈り物・贈答品に対するお礼
  • お世話になった職場の上司・先輩が転勤・異動するとき
  • お世話になった上司・先輩が退職されるとき
  • 来店いただいたお客様へのお礼
  • 会食やパーティ・式典などの参加のお礼
  • 結婚式や披露宴の列席のお礼
  • 結婚や出産でお祝いをいただいたとき
  • インターンシップに参加した企業へのお礼
  • 就職活動でお世話になった方へのお礼

お礼状は、取引先やお客様に感謝の意を伝えるものですから、お礼状を送る場面・シーンは意外とよくありますよね。

お礼状を送るタイミング

お礼状を送るタイミングは、当然「できる限り早く」が原則です。

昨今はお礼状に変えてメールで済ますことも多いですよね。

メールでのお礼は手紙よりも早く、簡単です。

感謝の気持ちを伝えたい相手が社内や友人であれば、メールでも問題ありません。

お礼状を送る出来事から3日以内が望ましいでしょう。

ただし、結婚や出産など、ただちにお礼状を送付することが難しい場合もあります。

その場合でも、1か月以内を目処に送りましょう。

以上、お礼状を送る場面やタイミングのビジネスマナーをご紹介しました。

次に、お礼状の書き方のビジネスマナーをご紹介します。

スポンサーリンク

お礼状の書き方のビジネスマナーは?

お礼状の書き方について、ビジネスマナーをご紹介します。

  • 手書きvs印刷
  • 手紙vsはがきvsメール
  • 縦書きvs横書き

送り先のとの関係性や立場によって、推奨されるものが変わります。

順番に見ていきましょう。

手書きvs印刷

当然、丁寧なのは手書きのお礼状です。

本来、お礼状は手書きで送るものです。

礼儀を重要とする目上の方・取引先・恩師などへのお礼状は手書きがベストでしょう。

ただし、あなたにとって重要な取引先ではない場合は、パソコンで作成し、印刷も可能です。

手紙vsはがきvsメール

こちらも、目上の方・取引先・恩師へお礼状を送る際には、便箋と封筒による手紙が望ましいとされています。

はがきが失礼に値するわけではなく、相手との関係の深さではがきも検討することができます。

その場合は、最後に「はがきにて失礼いたします」の一言を添えましょう。

また、先ほども紹介しましたが、親しい間柄であれば、メールで済ませることもありふれた世の中になってきましたね。

縦書きvs横書き

横書きより縦書きの方がフォーマルですから、目上の方・取引先・恩師へお礼状を送る際には縦書きが良いでしょう。

反対に親しい友人に縦書きは、少々堅苦しく感じるでしょうから、横書きがベターと言えます。

以上、お礼状の書き方のビジネスマナーをご紹介しました。

最後に、ビジネスシーンでのお礼状の文例をご紹介します。

スポンサーリンク

ビジネスシーンでのお礼状の文例をご紹介!

ビジネスシーンでのお礼状の文例をご紹介したいと思います。

手紙で送る場合(縦書き)の文例

お歳暮へのお礼状を、縦書きで送ることを想定した文例をご紹介します。

拝啓
初冬の候、貴社におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度は結構な品を頂戴しまして誠にありがとうございます。
○株式会社の皆様には日頃より何かとお力添えを頂き、弊社といたしましても非常に心強く思っております。
今後とも何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具令和○年○月○日
○○株式会社
(役職)○○○○
○○株式会社
(役職)○○○○ 様

手紙で送る場合(横書き)の文例

お歳暮へのお礼状を、横書きで送ることを想定した文例をご紹介します。

縦書きの場合と、日付や宛名を書く順序が異なる点に注意しましょう。

令和○年○月○日
○○株式会社
(役職)○○○○ 様
○○株式会社
(役職)○○○○拝啓
歳末の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、この度は結構なお歳暮をご恵贈いただきましてありがとうございました。
私どもが、今年一年大過なく過ごすことができましたのも、皆様のお陰と心より感謝しております。
寒さはこれからが本番でございます。皆様どうぞご自愛くださいませ。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具

メールで送る場合の文例

お歳暮へのお礼メールを想定した文例を紹介します。

基本的には手紙を書く場合と変わりませんが、メールには件名があることに注意しましょう。

件名:御歳暮ありがたく頂戴いたしました

令和○○年○○月○○日
○○株式会社
(役職)○○○○様

拝啓
師走の候、貴社におかれましてはますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度は結構なお品をお送り頂きましてありがとうございました。
このようなお心づかいをいただき恐縮に存じます。
寒さはこれからが本番でございます。皆様におかれましてもどうぞご自愛くださいませ。
まずは略儀ながら書中を持ちまして御礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具

○○株式会社
(役職)○○○○