【職場いじめ】いつの間にか浮いている⁉そして人間不信へ

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後の祭り

考えてみれば、私たちは子供のころから学校でそれとなくイジメを意識し、自分はそんな目にあわないようにうまい立ち振る舞いを余儀なくされてきたような気がします。

学校生活で何かにストレスを感じても、親元に逃げ、欠席してもとりあえず食うには困りませんでした。

しかし職場はそんなわけにはいきません。業務の処理から人間関係に至るまですべて自己責任。自分がイヤだからといって職場を辞めてしまえば誰もあなたの生活は保障してくれません。

だからこそ、職場での振る舞いには気をつけたいところですが…現実はキビシイ!

些細なことが原因であなたもあっという間に職場から浮いてしまう存在、いわば職場いじめの対象になってしまいます。

当記事ではどんな行動が職場いじめの原因になるか、その結果、あなたはどういう結末を迎えるのかについて解説します。

いじめにあっているという自覚のある人もない人も、ぜひご覧ください。

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目次

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思い当たりませんか?職場でのこんな行動

 

様々な職場いじめにあってきたという経験者のコメントから、あなたにも起こりそうな身近な事例を集めてみました。

上司・先輩・同僚・女子社員・バイトと、立場によってあなたに対する見方や感じ方も違いはあるでしょう。そういう立場の違いを踏まえつつもだいたいは次のようなことに絞られそうです。

 

仕事にミスが多い

 

新人やなかなか器用に業務が覚えられないという人もいますね。しかし、周りがあなたによからぬ感情を持つとしたら、ミスに対してではなく、「言い訳をする」「反省しない」というその態度にあるのです。

さらに、コミュニケーションが苦手だったりすると、わからないことを最初に確認して仕事に取り掛かる、ということが出来ないことから、「勝手なことばかりする」とか、「最初に聞いてくれればいいのに」のような声が周りから出るようになってしまいます。

 

仕事デキルわけでもないのにバイトや女性社員にやたら威張るタイプ

 

自分で率先してやるわけでもなく、口先だけで偉そうに威張る、バイトをあごで使うような見下した態度で感謝の態度などみじんも感じられない。LINEで悪口が飛び交っているのが目に浮かびます。

 

自慢話・周りを見下す

 

申し分のない学歴・他社からの華々しい引き抜きなどキャリアのある人だとわかっていればなおさら、周りの人は劣等感を抱いたりするもの。特に同期入社の同僚、さらには先輩や上司に当たる人ならなおさら、いつ自分が追い抜かれるだろうか…などという器の小さい人だっています。そういう人たちの気持ちを逆なでするように自分の自慢話、さらに周りの人を何となく見下すような発言に「出た~やっぱりね」とばかりに皆敏感に反応するのです。

自慢話をする人は多分、自分では当たり前のことを言って何が悪い?と勘違いしています。

 

周りからねたまれやすい

 

先程の自慢話をする人と違い、自分を大きく見せる話はしないのに…何か嫌われるタイプ。

なぜだと思いますか?

このタイプに多いのは、八方美人・上司へのゴマすりが上手な人が多いです。

周りとのコミュニケーションを円滑にする、それが悪いわけではありません。

ただ、他人の悪口は言わなくても、度の過ぎたアピール・お世辞は正直、はたから見ていてもウザイ。周りは「そんなに気に入られたければ自分1人で仕事すれば?」という気持ちになってしまう。

例えあなたと親しい人であっても、「この人は誰にでもイイ顔するから、何となく本心がどこにあるのか読めない・信用できない」と距離を置かれてしまう危険もあり。

やはり、自分の身近な周りと足並みをそろえるっていうのは大切です。

 

 

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時間とともに人間不信へ…どんな症状?

 

職場でこういう人に対する冷ややかな態度が続くとどういう精神状態になるか顕著な例をあげてみます。いわゆる「人間不信」になると、どうなるのでしょうか?

 

人が何か言っても信用できない

 

例え褒め言葉であっても、「どうせ陰で悪口を言っているに決まっている」と受け取ってしまう。特に身近な人や信用して親しくしていた人から冷たくされるようになると、なかなか人の話を信用しようとしなくなります。

信じて、また裏切られて辛い思いをするのに耐えられない、ということからくる症状です。

 

基本、一人でいた方が心地よい

 

いちいち他人の気持ちになって配慮するなんて…周りから冷たい態度をとられていると、他人と一緒に何かをすることが煩わしく、誰にも干渉されない、一人の世界にいることで精神的な平穏を保とうとします。

 

他人も自分も信じられない

 

何度も仕事で注意を受けた挙句、またミスをするのではないか、またイヤミを言われ、冷たくされるのではないか、という恐怖から自分の行動を何度も何度も確認、それに時間をかけすぎるほどの不安な症状が続きます。

先にも言いましたが、周りの同僚はミスを責めているのでなく、あなたの態度に問題あり、ということなんですが。残念ながらどうしてもそこにあなたが気づけないが故の症状です。

 

また、変わりやすい人の気持ちが信じられなくなることと反比例するように、変わることのない決まり・ルールに執着する傾向も。

ルールを守らない同僚に厳しくなり、「これだから人は信用できない」という妙な結末に行き着くのです。

 

 

 

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克服のためすべきこととは?

 

このままの状況が続いていいはずはありません。

確かに、煩わしい人間関係をリセットするために、転職する、という選択肢もあるかもしれません。

しかし、あなたのコミュニケーションの仕方の根本的な問題が改善されないと、次の職場でも同じ悲劇が繰り返されるのは火を見るより明らかです。

 

職場の周りの反応が冷たくなった原因に思い当たることがありましたか?

職場の全員と仲良くすることは通常でもなかなか難しいですが、少なくとも自分のごく身近な同僚・仲間から気を許す関係を取り戻してみてください。そう、少しずつです。

その時気を付けるのは「謙虚になること」「感謝を言葉にすること」。

業務を教えてもらう時も、助けてもらう時も、例えあなたが手伝ってあげる時もです。

 

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

最初は家族・友人同士から始めても良いでしょう。少しずつ笑顔が取り戻せる関係の感覚をつかんで、職場でも焦らず今までの自分をリセットするつもりで出直してみてください。