お歳暮のお礼状を受け取ったはいいものの、返事をしたほうが失礼じゃないのか、正しいのか「どっちがいいの?」と迷う方も多いと思います。
結論としては、「お歳暮のお礼に返事は不要」です!
この記事では、「なぜお歳暮のお礼に返事が不要なのか」その理由と、基本的な「お歳暮の流れ」をわかりやすく説明していきますよ!
これからお歳暮を贈ろうと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
結論!お歳暮のお礼に返事は不要!
結論からいうと、お歳暮のお礼に対する返事は不要です!
お歳暮は相手からのお礼状を受け取った時点で完了となります。
- お歳暮がしっかり届きました
- お歳暮にも異常はありませんでした
お礼状は上の2つの確認のために贈る意味合いがあります。
よほど親しい中、もしくはお世話になっている人へのお歳暮であれば、返事をしてもいいと思います。
しかしお礼状に対する返事をしてしまうと、「またお返事をしないといけないかな?」「無視してしまったような感じだな」と気を使わせてしまう可能性があるので、基本的に必要ありません。
もし私にお礼状に対する返事がきたら、性格的に小一時間くらいは、どうしようか悩んでしまいます・・・。
また、近年ではお歳暮を贈ること自体少なくなってきているので、個人的な意見ですがお礼状に対して返事をしないと変に思われるというよりは、お礼状に対しての返事自体、気にする人が少ないと思いますよ!
なので基本的にお歳暮のお礼に対する返事は必要ないでしょう。
また、次の項目ではお歳暮の流れがあまりわかっていない人のために、お歳暮の流れをまとめたのでぜひ参考にしてみてくださいね!
お歳暮の流れを抑えておこう!
主にお歳暮は以下のような流れになります。
- お歳暮を贈る
- お歳暮を受け取ったらお礼状を贈る
以上2点の簡単な流れになります。
お歳暮を受け取ったら、「感謝の気持ち」と「ちゃんと受け取りましたよ」という意味を込めてお礼状を贈るのが普通です。
とくに複雑なことはありませんので、贈る側も贈られる側も把握しておくことにしましょう。
次は、1と2に分けてちょっとだけ詳しく説明していきますね。
■お歳暮を贈る時期
まず、1.のお歳暮を贈る時期ですが、11月末から12月20日までに届くように贈るのが一般的です。
- 通常:11月末〜12月20日まで
喪中の場合であっても、お歳暮を贈りあうことは問題ないとされていますが、忌中の時期や、不謹慎だと気を使ってしまう場合は、了承を得た上で時期をずらして松の内(1月1日〜6日)や立春(2月4日または5日)に贈ることもあります。
- 喪中の場合:松の内(1月1日〜6日)もしくは立春(2月4日か5日)
相手にとって失礼のないよう、しっかりお歳暮を贈る時期を確認して贈るようにしましょうね!
■お歳暮のお礼状
次に、2.のお歳暮のお礼状についてですが、お歳暮を贈った場合はお礼状が届くのを待ちましょう!そしてお歳暮を受け取った場合はお礼状を出すようにしましょう。
意味合いとしては、最初に説明した通り
- お歳暮がしっかり届きました
- お歳暮にも異常はありませんでした
というものなのでなるべく早いタイミングで贈るようにしましょう!
このお礼状が届いたことによって、お歳暮の流れは完了になります。
最後にお礼状の書き方のポイントについて説明していきますよ。
お礼状の書き方のポイント
お礼状の書き方は、インターネットで調べればたくさんテンプレートが落ちていると思うので、ここでは書き方のポイントだけ説明しますね!
お礼状は大きく分けて5つのまとまりで構成されています。
- 頭の言葉(拝啓・謹啓・謹啓・恭敬・粛啓など・・・)
- 季節の挨拶(○○の候〜)
- お歳暮に対するお礼の言葉
- 相手の健康などを気遣う言葉
- 終わりの言葉(敬具・拝具・謹言・敬白など・・・)
こうして見ると非常に簡単です。以上がしっかり書けていれば、とくに不安になる必要はありません。
1,2,5はネットに落ちているものを参考に、3と4は自分の言葉で日頃お世話になっている相手に向けて感謝の言葉を書きましょう!
まとめ
結論として、お歳暮のお礼に対する返事は不要です。
お歳暮は、日頃の感謝の気持ちを込めて贈るもので、それに対するお礼状は、お歳暮がしっかり届いた・中身も問題ない、という意味合いがあります。
そのお礼状に対する返事自体一般的ではなく、逆に相手に気を使わせてしまうことになったり、近年お歳暮を贈ることが少なくなってきているのでお礼状の返事まで気にする人がいないためです。
ただし、お歳暮を贈る時期やお礼状の書き方は失礼のないようしっかり把握しておくことが大切ですよ!