毎月決まった収入があっても、臨時の出費で生活が厳しい、ほんの少しだけ余裕が欲しいということはありませんか。
がっつり稼がなくてもいいけれど、ママ友のランチ代くらいになればいいのに、ということは良くあります。
そんな時に、節約を頑張る人よりも、副業をする人が増えています。
しかし、副業と言っても何をやったらいいのかわからない、という人もいます。どこで探したらよいのか、という情報もなかなかありません。
しかし、これは一部の才能ある人の事例ですね。こんな副業は誰にでもできるものではありません。
他にもブライダルの写真を撮る、セレモニーで演奏をするといった仕事もあります。趣味の延長でできますが、それなりの才能やスキルがは必要になります。
しかし、誰にでもできることではありません。ここでは、誰にでもできる副業を知りたい、という人のためのものです。
そこで、初めて副業を探しているあなたには、どんな副業があるのでしょうか。どんな仕事なら手軽にできるのでしょう。
それでは、数ある副業の中でも誰にでもできる「かんたんな副業」のご紹介です。
目次
副業にはどんなものがある?
資格や趣味、スキルを活かす仕事では、ブライダルやセレモニーで楽器を演奏したり、写真を撮る、イラストを描くという仕事をしている人もいます。
スキルも経験もない人でもかんたんにできる副業ではモニターと自治体の調査員の仕事があります。
今回は誰でも手軽にできる副業として、この二つをご紹介します。
モニターでお小遣い稼ぎ
比較的誰にでもできるかんたんな副業には、モニターという仕事があります。
できれば副業ということで、金銭に交換できるモニターに出会えると良いですね。
モニターにはどんなものがあるの?
モニターでは
- アンケート解答
- 座談会の参加
- 商品の試用
などがあります。化粧品や健康機器・エステサロンなどを試してアンケートに答えるモニターサイトは、若い女性にとても人気です。
モニターは何をするの?
モニターにはアンケートモニターや、座談会に参加するモニター、決められた企業の中で定期的に意見などのレポートを提出するモニターなどがあります。
アンケートモニターのほとんどは、金銭よりも1つにつき数ポイントをためて、月に数千円分のポイントや商品券と交換できるものになります。
しかし、座談会のほとんどは、都内会場のため、都内在住・在勤の人は良いですが、それ以外の人は交通費だけで謝礼の半分がなくなってしまうこともあります。
企業が提供する商品を利用して、利用した意見を答えるモニターもあります。
モニターになるには?
モニターサイトではほぼ一年中募集をしています。
モニターサイトで有名なものは
- ジャパモニ
- マクロミル
- リサーチパネル
などがあります。企業が運営しているものでは
- NTTコムリサーチ
- 楽天モニター
- 伊藤忠マイボイス
どがあります。
テレビ局や自治体が募集しているモニターもあります。
自治体のモニターは比較的高めの謝礼金が発生するため、競争率が高くなります。募集も年に一回ということが多いため、時々自治体の公式HPをご覧になることをおすすめします。
自治体が募集する市制モニターは、座談会が平日の昼間になることが多く、平日仕事の人は難しいことがあります。
また、モニターの種類によっては小論文を提出することもあります。頑張ってみましょう。
収入は?
アンケートモニターは毎日コツコツ貯めるものばかりですが、チリも積もればということで頑張る人もいます。
コツコツ貯めて行けば、年間1万円くらいになることもありますので、頑張って貯めて食事代に充てるのも良いかもしれません。
モニターの注意点
座談会参加型のモニターは高収入につながります。
しかし、毎月あるわけではなく、さらに人気の座談会は抽選になってしまい、当選しないと参加すらできません。
また、座談会の日程が決まっているため、時間に余裕がないとなかなか参加できないという人もいます。そのため、あまりモニターの収入をアテにするのはとても危険です。
商品の覆面調査によるモニターサイトも高収入につながる可能性がありますが、安全性などの問題もあり、より安全なサイトの利用をオススメしています。
国の仕事で安全な副業
皆さんは、国勢調査員という仕事をご存知でしょうか。
色々な訪問の仕事の中には、ノルマがあるものや悪質なものもあり、家庭に訪問してもドアを開けてもらえないということが良くあります。
しかし、国勢調査は国が行う「義務」調査になるため、国全体でCMやポスターを使って広く告知しています。
そのため、普通の一般的な副業よりも、安全で安定した仕事になります。
調査中は臨時公務員という扱いで、調査中の事故などの保険にも加入してもらうことができます。
調査員の副業とは?
国では国勢調査の他に、毎年様々な調査を行っています。
私たちの身近なものでは、こういった調査の結果は学校で扱う教科書や資料集のデータとなっています。
調査員の副業は、身分証もあり、国の保証の元に自治体で割り振られたエリアに調査票を配布し、調査のお願いをしますので、ノルマがあるわけでもなく、利益も求められません。
簡単にできるの?
調査と聞くと、大変と思う人もいるかもしれません。
しかし、近年調査員の人の減少や個人情報の取り扱いにより、調査員が用紙を配布し、集めたものをチェックするという作業がかなり簡潔になっています。
必要なスキルは、地元の街を歩いて割り当てられた家に調査票を配布し、説明をするコミュニケーション能力だけです。
人手不足のため、自治体の中では地元の自治会の役員全員にお願いしたり、応募してくれた人はほとんどお願いすることになります。
国勢調査の収入は?
国勢調査は、1区画で70世帯前後の家庭に調査票を配布します。
前回からネット解答が一般的になり、回収の件数はかなり少なく楽になりました。
調査済みの調査票を回収し、チェックをし役所に届けて終了となります。
私の友人は、前々回の調査で、隣接調査員が家庭の事情で調査を続行することが難しくなり、1区画増え3区画となったところ、10万円を超えたそうです。
以前、時給計算をした人がいましたが、時給で1500円~2000円くらいになるということです。
どれくらいの頻度で仕事があるの?
国勢調査は5年に一回のレアな仕事になります。
しかし、一度自治体の登録調査員になると、毎年1~2回程度の調査を依頼され、その都度3万円くらいの収入になります。
国の調査員になるため、個人情報の管理などは徹底するように注意はされますが、こういったことはどんな仕事も同じです。
国勢調査で几帳面な仕事をしてくれた人にその後の継続をお願いすることがあります。
こうやって継続している人が登録調査員となり、長期に継続すると国や県から表彰されることもあります。
保険の外交や非常勤講師、家で学習塾を経営しているといった人が、副業として行っています。
注意すること
国勢調査をはじめとする調査員は自治体からの仕事のため、しっかりと源泉徴収票が出ます。
調査員の人は臨時公務員となります。活動中にTシャツで行くという服装の注意や、情報の取り扱いは注意することが必要になります。
まとめ
かんたんに誰でもできる副業を2種、ご紹介しました。
しかし、モニターサイトの中には、個人情報の流出や悪質なものもあるため登録をする前にしっかりとサイトの情報を調べてから登録をしましょう。
一方、自治体のモニターや調査員のように、募集をかけている時期が限られますが、安心感のある副業もあります。
公共のモニターでは、地方のテレビ局・新聞社で募集するモニターもあります。
地方テレビ局や自治体の市制モニターは、その地域限定のモニターになりますので、地元専用サイトを探してみましょう。
国勢調査員は次回2020年の春に募集があります。
自治体の広報誌やHPで募集をしますので、チェックをしてみて下さい。
副業を探している皆さん、今回ご紹介した副業はどちらもおすすめの仕事です。
それぞれ良い点と悪い点はあります。副業をする前に、自分にはどういった副業が向くのか、しっかりと調べて、チャレンジしてみましょう。