お金を貰って働いてる…とは言っても、あまりにも理不尽なんじゃない?
散々年寄りの我が儘に付き合わされて、言われたい放題言われて、セクハラされて我慢して…。
『私、なんでこの仕事しているんだろ?』
介護職は本当に大変なお仕事だと思います。たった一度の失敗が命に関わったり、良かれと思ってした事が後に自分の首を絞める事になったり。
そんな時に
『ちょっと聞いてよ!!』
なんて相談したり愚痴を言ったりが気軽に出来ればまだ良いのでしょう。
ですが、基本的に介護職は孤独なのです。
家族、相談員、ナース、ケアマネ…と踏ん反り返った中途半端な専門職のサンドバック状態の日々。
まっ暗な部屋にうつ伏して、『どうして私ばかり!?』と何度涙を流した事でしょう。
今回は、そんな介護職の皆さんの『介護職のあるあるネタ』を、入所施設の勤務形態ごとに集めてみました。
頑張ってもなかなか報われない介護職のみなさんが、同じ気持ちを共有する事で『明日も頑張ろう』とほほ笑む事が出来ますように…。
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目次
①介護職あるある:夜勤編
・早番が入浴介助で慌ただしくしているタイミングに『お疲れ様でした』と告げて帰る明け番の時の優越感。
・『日テレニュース24』は深夜でも放送しているのに何故か、放送終了後の試験電波を無心で眺める安心感。
・朝の離床介助が終わりようやく一息とコーヒーを入れた瞬間に便臭が漂ってくる絶望感。
・1時間毎の巡回を1回サボったのは自分なのにさらに一時間後に巡回する時の緊張感。
というよりも、死んでいたらどうしようという不安感。
・ドラクエのボス戦に突入した瞬間に鳴り出すナースコール。行ってみると常夜灯の明かりに引き裂かれた尿とりパットのポリマーが輝いていた時の虚脱感。
・夕方、一般の営業マンが帰社する渋滞を横目にこれから出勤する夜勤入りの虚無感。
・夜勤入りの日曜日に友人からの着信。起こされた事と断らなきゃいけない事のダブルで襲われる憂鬱さ。
・夜勤入りで出勤すると、毎回悩まされていた酷い認知症の利用者が日中救搬されていて残念そうに『そうなんですか・・・』と呟きながら心の中は万歳三唱。
②介護職あるある:早番編
・出勤してパソコンを立ち上げ履歴を見たら『昨日』の履歴が全てアダ〇トサイトに占領されていた。
・食後の排泄介助をしようとしたら、オムツの中は濡れていないのにズボンの横から後ろにかけてびしょ濡れ。挙句、車椅子クッションまで汚染。夜勤者を恨む気持ちが芽生える瞬間。
・全介助3人の食事介助が終わらないでいると8:30に相談員や事務員が出勤し巡回に。『変わりなかったですか?』の問いかけに、『見りゃわかるだろ』の一言が言えない。
・とりあえず避難訓練とか入院とか外出レクとかの日に早番だとサイアク。
・手伝う訳じゃないなら明け番にはさっさと帰って欲しい。
・夜勤明けのナースの顔が化け物だったという痛恨の一撃。
・日中ずっと不穏だった利用者が、勤務終了間際の夕方に突然いびきをかいて眠りだした。
・後から出勤した日勤の方が、自分よりも先にコーヒーを飲んでいる時のぶちまけようのない怒り。
③介護職あるあるネタ:遅番編
・飲み会に遅れて出来上がっている人達の中に後から入るよりも入り込みにくい遅番の勤務開始時間。
・ポリデントとモンダミンの存在が神様のように思える夜の口腔ケア。
・『ゆっくり起きてて良いからね?』と掛ける声の内心。
『おめーらが寝ないと帰れないだろ!』
・パジャマが丁寧にボタンまで閉めて畳んである事には苛立ちしか感じない。
・遅番だと何故か物品や調味料等が補充されていない事に気付く率が高い。特にオムツとパット。『早番、補充してから帰れよ・・・』
・ノロや感染性胃腸炎が流行り始める時期。やっと寝かせ終わってケース書き始めたタイミングで利用者、嘔吐。
・憎たらしい認知症のばぁちゃんも、入れ歯を外した顔だけは可愛らしく見える。
・臥床させて電気を消す瞬間に『どうもね』というたった一言にちょっとだけ切なくなる。
まとめ
いかがでしたか?
今回、データを取る中で大変驚いたのが、介護職の愚痴サイトの多さです。
それだけ大変なお仕事なのに、そのはけ口がないというのが正直なところなのでしょうね。
ですが、少子高齢化が進む日本では需要はこれからも伸び続け、対する供給に国が『制度』という分厚い壁で抑えている状態です。
今、介護のお仕事に誇りをもって頑張っているあなたが、いつかきっと胸を張って『介護は素晴らしいお仕事です』と言い切れる世の中になりますように。
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