小泉進次郎環境相、育休を取得|ブログで語った本音の理由とは?

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後の祭り

小泉進次郎環境相は1月15日に、2週間の育休を取得する考えを表明しました。

 

小泉氏の妻であるフリーアナウンサーの滝川クリステルさんは1月中に第一子を出産する予定です。

小泉氏は第一子の生後3ヶ月までの間に合計で2週間育児の時間に充てるそうです。また、関係者によると、2週間のまとまった期間に休むことは業務上難しいと判断し、仕事に支障が出ない範囲で、休暇や時間短縮勤務などを組み合わせるようです。

 

育休中はテレビ会議などの通信技術を使ってリモートワークをしていき、時間と場所に制限されない働き方をする予定です。

 

小泉氏は滝川クリステル氏と結婚後、記者会見で育休について繰り返し言及しており、育休取得に対して前向きな姿勢を示していました。

 

閣僚である小泉氏が率先して育休を取得することで、働く職員にも育休を取得しやすくすることが狙いであるようです。

 

目次

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小泉氏の育休取得によって育休を取りやすい空気になるか

 

これまでにも男性の育休取得率の低さは課題になっていました。

 

2019年のデータによると、2018年に育休を取得した男性の割合は6.16%でした。割合は過去最高だったものの、2020年には13%を目指している政府の目標に対しては程遠い数字です。

 

業種別に見ると、宿泊業と飲食サービス業が最も高く19.92%、金融業と保険業がそれに次ぐ18.69%、電気・ガス・水道業が14.51%となっています。

 

2020年の目標に向けて、小泉氏が率先して育休を取得し、環境を整えているようです。

 

また、小泉氏は自身のブログ上でも育児休暇について言及しており、前向きな姿勢が伺えます。ブログ上では女性が妊娠や出産によってホルモンバランスが崩れ、産後の孤独な育児によって産後うつになる女性がいることを知り、育休を取得したくなったと述べています。

 

多くの人からも育休が取れない空気を変えて欲しいとの要望があり、小泉氏が育休を取得したことによって、この流れが加速するのではないかと期待されています。

 

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男性が育休を取りにくいのはなぜ?

 

これまでに育休は女性が取得するものだと考えられており、男性の育休取得はなかなか理解されていませんでした。

 

職場でもこれまでに男性が育休をしたことがある人がおらず、なかなか育休が取れない雰囲気があるようです。

 

また、育休が取りにくい背景は職場の空気だけではありません。育休中の収入面はもちろん、育休から復帰後の職場での疎外感もあり取得には不安が付きまといます。

 

これらの状況から男性は育休が取りにくいようです。

 

しかし、最近では企業側も男性が育休を取得しやすいように制度を整えており、育休中でも給料が減らないようにしたり、保育料などを会社側が持ったりしています。

 

小泉氏の育休取得と企業側の制度の改善が育休取得率の向上につながるのではないかと考えられます。

 

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まとめ

 

今回は小泉氏の育休取得についてご紹介しました。

 

日本での男性の育休取得率は低く、課題となっていました。

 

しかし、今回の小泉氏の育休取得によって、男性も取得しやすくなるのではないかと考えられます。