ビジネスにおいて、会社などに電話をする際には、掛ける時間帯に注意が必要です。
相手側と良好な関係を築こうと思ったのに、掛ける時間帯よっては、マナー違反となってしまい、逆効果になる場合も!
では、ビジネスにおいては、どのような時間帯に電話を掛けるのが良いのでしょうか。
そこで、ここでは、ビジネスにおける電話を掛ける時間帯のマナーについて、詳しく見ていきたいと思います。
目次
ビジネスマナーに沿った電話を掛けるのに適した時間帯は?
ビジネスマナーとして、企業相手に電話を掛けるのに適した時間帯とは、以下となります。
- 就業開始30分後から休憩前
- 休憩後から終業1時間前
就業開始してから30分間は、朝礼や部署ごとの打ち合わせ、メールチェックや返信などバタバタする時間帯となります。
ですので、午前中に電話を掛けるのであれば、就業開始30分後に掛けるのがマナーとして適していると言えるでしょう。
また、午後に電話を掛けるのであれば、休憩が終わった後から終業の1時間前くらいまでが良いでしょう。
終業間近はバタバタしている可能性があるので避けたほうが良い時間帯となります。
一般的な会社の営業時間として、9時から17時の会社であれば、電話を掛けるのに適した時間帯は以下となります。
これは、一般的な会社の話なので、サービス業を営んでいる相手の場合には、ピーク時間などを避けるように配慮が必要となります。
ただ、時間帯だけでなく、電話を掛ける曜日にも注意が必要となります。
急用であれば仕方がありませんが、急ぎでないのであれば、週明けの月曜日や週末の金曜日は避けたほうが良いかもしれません。
逆に、ビジネスマナーとして、電話を掛けるのは避けたほうが良い時間帯はあるのでしょうか。
ビジネスマナーとして電話を掛けるのは避けたほうが良い時間帯は?
ビジネスマナーとして、電話を掛けるのは避けたほうが良い時間帯は、上記の時間以外というのが答えとなります。
具体的に、不適切な時間帯というのは以下となります。
- 就業開始直後
- 休憩中
- 終業1時間前
- 就業後
- 休日
就業開始直後
就業開始直後は、朝礼や打ち合わせがあったりするので避けたほうが良いでしょう。
メールのチェックなど、その日の業務を整理している時間帯となりますので、バタバタしていると考えられます。
休憩中
休憩中は労働時間ではありません。
ただ、必ずしも、全ての会社の休憩時間が12:00~13:00とは限りません。
そのため、相手の会社の休憩時間を避けた上で、電話を掛ける必要があります。
終業1時間前
一日の業務が終了する間際というのは、バタバタするものです。
ですので、終業時間が近づいてきたら、電話を掛けるのは避けた方が良いでしょう。
就業後
当然、終業後に電話するのはマナー違反となります。
最近では、営業時間が終了すると、電話がつながらないようになっている会社も多いようです。
だからといって、終業時間後に、担当者の携帯に電話するのはマナー違反となります。
休日
休日に電話するのも、当然、マナー違反となります。
ただ、緊急の場合など、どうしても上記の時間帯に電話連絡する必要がある場合にはどうすれば良いでしょうか。
どうしても電話連絡をする必要がある場合は?
本当に緊急の場合には、電話を掛けるのも仕方ないかと思われます。
相手側から、緊急であれば、電話を掛けるように要求されている場合もあるでしょう。
そのような場合には、一言お詫びを添えた上で電話を掛けるようにしましょう。
- 「お忙しいところ申し訳ございません」
- 「休憩中に失礼いたします」
- 「お休みのところ大変恐縮ではございますが…」
ただ、相当、緊急ではなければ、できれば電話を掛けるのは避けたほうが良いでしょう。
まずは、メールやチャットツールなどで連絡を取るのが良いかと思います。
その上で、相手から必要に応じて、電話やメールでの返答があるかと思います。
ビジネスにおいては、電話でのやりとりは当たり前のように行いますが、掛ける時間帯にもマナーがあります。
上記を参考に、ビジネスマナーとして適した時間帯の電話を心掛けましょう!