ビジネスマナーとしての部屋の出入りとは?入退室の仕方から順番まで

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ビジネスマナー

就職活動の面接から、実際に働き始めた社会人になったあとでも、何かしらの部屋に入退出することは日常ですよね。

そうであれば、部屋の出入りはビジネスマナーの一つとして押さえておかないといけないポイントです。

面接では、自分が部屋を出入りするときの所作を身につけておかなければいけません。

入社後は、お客様を部屋に案内するときの出入りの順番を知っておかないと慌ててしまうことになります。

そこで、ここでは、ビジネスマナーの一つである部屋の出入りについて、入退室の仕方から順番までご紹介したいと思います。

目次

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部屋の出入りに関するビジネスマナーその①入室の仕方

部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、まずは面接時の入室の仕方を見ていきましょう。

  1. ドアをノックする
  2. 部屋に入り、ドアを閉める
  3. お辞儀をする
  4. 椅子の横に立つ
  5. 着席する

1.ドアをノックする

ドアを3回軽くノックします。

「どうぞ」という声を待ち聞こえたら「失礼いたします」と言ってからドアを開けます。

集団面接で前の人に続いて入る場合は、ノックは不要です。

その場合「失礼いたします」と言って、そのまま続いて入っていきます。

2.部屋に入り、ドアを閉める

部屋に入ったら、ドアの方を向いてドアを閉めます。

集団面接では最後に入った人が閉めます。

ドアを閉める際、後ろ手で閉めないようにしましょう。

3.お辞儀する

ドアを閉めたら面接官の方へ向き直り、30度の角度でお辞儀をします。

お辞儀の前に「よろしくお願いいたします」と述べても良いでしょう。

4.椅子の横に立つ

お辞儀の後、椅子の横まで歩いて向かい、姿勢を正して立ちます。

会議室や応接室などに通された場合は、下座へ座るのがマナーです。

5.着席する

「どうぞ」と言われてから、「失礼いたします」と答え、浅めのお辞儀をして椅子に座ります。

鞄は椅子の横に置くか、椅子の脚に立てかけます。

以上、部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、まずは面接時の入室の仕方を見てきました。

次に、部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、面接時の退室の仕方を見ていきましょう。

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部屋の出入りに関するビジネスマナーその②退室の仕方

部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、次は面接時の退室の仕方を見ていきましょう。

  1. 面接のお礼を述べ、お辞儀する
  2. 立ち上がり、ドアへ向かう
  3. 面接官の方を向いてお辞儀する
  4. 退室後の注意点

面接のお礼を述べ、お辞儀する

面接官が「本日の面接は終了です」などと言葉をかけたら、「本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました」とお礼を述べて、お辞儀をします。

立ち上がり、ドアへ向かう

立ち上がって退室の準備ができたら、再度一礼して出入口のドアへ向かいます。

面接官の方を向いてお辞儀する

退室する前にも体を面接官へ向けて「失礼します」と一言かけ、頭を下げてから静かに退室します。

退室後の注意点

退室後は建物の外に出るまで気を抜かないように注意しましょう。

スマートフォンや携帯電話を取り出していじるなどは、エレベーターに乗りこんだ後でもNGです。

常に見られていると意識しましょう。

以上、部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、面接時の退室の仕方を見てきました。

最後に、部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、出入りの順番を見ていきましょう。

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部屋の出入りに関するビジネスマナーその③出入りの順番

部屋の出入りに関するビジネスマナーとして、出入りの順番を見ていきましょう。

ここでは、自分が担当者としてお客様を案内する(上司同行)という想定です。

部屋の出入りの順番に関する正しいビジネスマナーは、ドアの種類によって異なるのでドアの種類別にお伝えしましょう。

  • 引いて開けるドアの場合
  • 押して開けるドアの場合
  • スライドタイプのドアの場合

引いて開けるドアの場合

担当者(自分)がドアを開け、お客様が最優先で入室・退室します。

続いて、社内の役職上位の人が、最後に担当者(自分)がドアを閉めます。

押して開けるドアの場合

担当者(自分)が先に入室するか廊下に出て、ドアを開けておきます。

その後、お客様に入室・退室していただき、続いて社内の役職上位の人が、最後に担当者(自分)がドアを閉めます。

スライドタイプのドアの場合

担当者(自分)がドアを開け、お客様が最優先で入室・退室します。

続いて、社内の役職上位の人が、最後に担当者(自分)がドアを閉めます。

部屋に入室する際も部屋から退出する際も、基本は担当者(自分が)ドアを開ける係で、お客様⇒社内上位⇒担当者(自分)

と、覚えておきましょう。