営業はもちろん、仕事をしていると先方やお客様と日時の約束をすることは日常茶飯事ですよね。
約束には時間の指定がつきものですが、ビジネスマナーとしては約束の何分前に訪問するのか適切なのでしょうか。
遅刻は論外ですが、遅れなければいくらでも早くて良いのでしょうか。
そこで、ここでは、ビジネスマナーとして何分前に訪問するのが適切なのか、到着時間にも触れながら詳しく見ていきたいと思います。
目次
ビジネスマナーとして約束の何分前に訪問するのが適切?
ビジネスマナーとして約束の何分前の訪問が適切なのでしょうか。
答えは、早くて5分前、できれば2~3分前と、実は約束の時間ギリギリがビジネスシーンでは適切なのです。
早すぎる訪問がビジネスマナー的にNGな理由としては。
- 先方の前後のスケジュール
- 先方の準備時間
が挙げられます。
先方の前後のスケジュール
約束の時刻の前に先方に別の用件が入っているかもしれません。
そんな時に、例えばあなたが早く訪問してしまうと、先方にとってはあなたを待たせていると感じてしまうわけです。
先方の準備時間
他にも、先方はあなたの訪問時刻前に商談や打ち合わせの準備をしようと考えているかもしれません。
そんなとき、あなたが約束時間より早く訪問してしまうとその準備時間を奪ってしまいます。
そういうわけで、早すぎる訪問はビジネスマナー的にNGで、早くて5分前、できれば2~3分前と、約束の時間ギリギリがビジネスシーンでは適切なのです。
以上、ビジネスマナーとして約束の何分前の訪問が適切なのか見てきました。
次に、ビジネスマナーとして到着時間は何分前が理想なのでしょうか。
ビジネスマナーとして到着時間は何分前が理想?
ビジネスマナーとして到着時間は何分前が理想なのでしょうか。
調べてみると、15分前には到着しているというビジネスパーソンが多かったです。
中には30分前という強者も見られました。
そういえば、幼いときから「10分前行動」を教育されてきたように思います。
では、なぜビジネスの世界では15分前が推奨されるのでしょうか。
それは、到着してから訪問までの間にすべきことがいくつかあるからです。
- 道に迷う可能性がある
- 身だしなみを整える
- 汗がひくのを待つ
- お手洗いを済ます
道に迷う可能性がある
初めての訪問先であれば、知らない道を行くわけですから迷う可能性がありますね。
迷ってしまったとき時間に余裕があれば、こころにもゆとりが生まれます。
身だしなみを整える
身だしなみはビジネスマナーの基本です。
到着してから、訪問するまでに髪や衣服に汚れがついていないか、確認しておきます。
汗がひくのを待つ
季節によっては、少し歩いただけで汗をかくこともありますよね。
汗だくで訪問するより少し落ち着いてからの方がスマートですよね。
お手洗いを済ます
商談中や打ち合わせ中にトイレに行くのはビジネスマナー違反です。
社会人として、訪問前にはトイレを済ませておくことを癖づけましょう。
以上、ビジネスマナーとして到着時間は何分前が適切なのか見てきました。
最後に、ビジネスマナーとして約束の時間に遅れる場合はどうするのか見ていきましょう。
ビジネスマナーとして約束の時間に遅れる場合はどうする?
ビジネスマナーとして約束の時間に遅れる場合はどうしましょう。
大前提として、約束の時間に遅れることはビジネスマナーとしては言語道断です。
けれどもいろんな事情がありますし、公共交通機関を利用する場合には、それが遅れる可能性も否めません。
ですから、万一遅れてしまったときのビジネスマナーも確認しておきましょう。
- 遅刻が分かった時点で連絡する
- まずは謝罪する
- 何分遅れるか伝える
遅刻が分かった時点で連絡する
約束の時間ギリギリではなく、遅れることが分かった時点で連絡を入れます。
連絡はメールではなく電話で直接伝えましょう。
まずは謝罪する
まずは、遅れることの謝罪です。
理由が何であれ、約束の時間に遅れるということは相手に迷惑をかけていますよね。
公共交通機関の遅れや天候など自分の責任ではなくともお詫びするのがビジネスマナーです。
何分遅れるか伝える
連絡を入れた時点で、どのくらい遅れるのかの目安を伝えます。
その際、例えば自分の予測ではで10分くらい遅れそうだと思ったら、少し長めに「15分ほど遅れます」と伝えるようにします。