ビジネスに限らず、年始には気持ちの良い新年の挨拶が欠かせませんよね。
電話、直接出向いて、年始挨拶の方法はさまざまあります。
もっとも丁寧な年始あいさつの方法は出向いてです。
けれどもビジネスにおいては、年始はどこも何かと忙しいのでメールでの挨拶も多いです。
そうであれば、ビジネスマナーをきちんとわきまえておきたいですね。
そこで、ここでは、年始挨拶メールのビジネスマナーについて、書き方や例文も含めご紹介したいと思います。
目次
年始挨拶メールのビジネスマナーとは?
年始挨拶メールのビジネスマナーにはどのようなものがあるでしょうか。
- 年始挨拶メールを送るタイミングに気をつける
- 新年を祝う言葉に気をつける
- 短めにする
年始挨拶メールを送るタイミングに気をつける
年始挨拶メールは7日までに出せるように
年始挨拶メールはいつまでに、という明確なビジネスマナーはありません。
しかし、基本的には新年の仕事始めの日に送る、というのが原則になっています。
また、どうしても仕事始めの日に送れなかったとしても7日の松の内までに送りたいですね。
特に上司からの年始挨拶メールに注意
いちばん避けたいのは、自分が年始挨拶メールを送る前に、上司から届いてしまうパターンです。
仕事始めの日は誰でも忙しいものですが、上司には先に部下から年始挨拶メールを送るのが本来の形です。
新年を祝う言葉に気をつける
上司宛てに送信する年始挨拶メールに用いる言葉として、ふさわしくないものがあるので注意しましょう。
「賀正」「迎春」「新春」などの、「謹んで」という文字が入らない賀詞はなるべく目上の人には使わないようにします。
以下の言葉は上司宛ての年始挨拶メールに使えます。「謹んで(謹)」「恭しい(恭)」が入る賀詞です。
- 謹賀新年
- 恭賀新年
- 謹んで新年のお慶びを申し上げます
- 謹んで新春の寿ぎを申し上げます
- 明けましておめでとうございます
短めにする
誰にとっても年初めは慌ただしいですよね。
業務山積の日に長文のメールはうんざりしますよね。
あなたから以外にもたくさん年始挨拶のメールを受け取っていることでしょう。
全体の長さは長くならないように短かめにします。
以上、年始挨拶メールのビジネスマナーをご紹介しました。
次に、社外(取引先)向け年始挨拶メールの例文を見ていきましょう。
社外(取引先)向け年始挨拶メールの例文をご紹介!
社外(取引先)向け年始挨拶メールの例文を見ていきましょう。
【▲▲株式会社 △△より】新年のご挨拶本文:
■■株式会社
部長 □□様謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、
従業員一同心よりお願い申し上げます。
本来であればご挨拶に伺うべきところですが、
メールにて失礼いたします。
新年は1月〇日より平常営業をいたしております。
よろしくお願い申し上げます。
件名:
新年のご挨拶【株式会社▲▲ △△より】
本文:
■■株式会社
□□様
新年明けましておめでとうございます。
株式会社▲▲の△△でございます。
旧年中は大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。
本年も引き続きお世話になるかと存じますが、
貴社のお役に立てるように業務に精励する所存でございます。
弊社は本日1月〇日より営業を開始しております。
また目にかかれることを楽しみにしております。
メールでのご挨拶で恐縮ですが、年始のご挨拶とさせていただきます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
以上、社外(取引先)向け年始挨拶メールの例文をご紹介しました。
最後に、社内(上司)向け年始挨拶メールの例文を見ていきましょう。
社内(上司)向け年始挨拶メールの例文をご紹介!
社内(上司)向け年始挨拶メールの例文を見ていきましょう。
件名:
新年のご挨拶
本文:
○○部●●さん
明けましておめでとうございます。
□□部■■です。
昨年は大変お世話になりました。
〇〇さんにご指導をいただいたおかげで、多くのことを学ばせていただきました。
本年もよりいっそう業務に邁進していきますので、
引き続きご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
件名:
新年のご挨拶
本文:
●●部長
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
■■です。
昨年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
●●部長のご指導のおかげで、学び多き一年となりました。
本年も気持ちを新たに、より一層仕事に励んでまいりますので
変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。