お辞儀のビジネスマナーについて基本の種類・ポイント・NGを紹介!

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ビジネスマナー

ビジネスマナーの中で最も重要なマナーの一つがお辞儀です。

ただ、お辞儀と一口に言ってもいくつか種類があります。

社会人であれば、美しい所作で適切なお辞儀をしたいですよね。

そこで、ここでは、お辞儀のビジネスマナーについて、種類やポイント・NG例までご紹介したいと思います。

目次

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最重要のビジネスマナー!お辞儀の種類とは?

お辞儀は最重要と言えるビジネスマナーの一つです。

まずは、お辞儀の種類を見ていきましょう。ここでは、立って行う「立礼」をご紹介します。

「立礼」には、程度の軽い順に

  • 会釈
  • 敬礼
  • 最敬礼

の3種類があります。順に見ていきましょう。

会釈

会釈は、背筋をのばした状態から15°体を傾けるお辞儀です。

お辞儀の中では最も軽いお辞儀です。

同僚や上司など、比較的身近な人に対して、廊下ですれ違うときなど日常的なあいさつで用いられます。

目線は、相手の胸元あたりを見ると良いでしょう。

敬礼

敬礼は、背筋をのばした状態から30°体を傾けるお辞儀です。

一般的に「お辞儀」というときは、敬礼を指します。

あらゆるシーンでもっとも使うお辞儀で、お客さまや目上の人に対する敬意を表します。

目線は、自分の足元から2m程度先の地面に落とすと良いでしょう。

最敬礼

最敬礼は背筋をのばした状態から45°体を傾けるお辞儀です。

深い感謝・謝罪・お客さまのお見送り・葬儀などの際に用いられます。

目線は、自分の足元から1m程度先の地面に落とすと良いでしょう。

最重要と言えるビジネスマナーの一つ、お辞儀の種類をご紹介しました。

次に、ビジネスマナーとしてお辞儀をするときのポイントをお伝えします。

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ビジネスマナーのお辞儀のポイントは?

ビジネスマナーとしてお辞儀をするときのポイントをお伝えしましょう。

  • 語先後礼
  • 4拍数える
  • 手の位置

順番に見ていきましょう。

語先後礼

語先後礼とは、まず、あいさつ言葉を先に述べてから頭を下げる(お辞儀をする)ことを言います。

あいさつを述べるときに、相手の目を見ることも忘れないようにしましょう。

4拍数える

美しい所作に見えるように、ファストイン・スローアウトを意識します。

まず素早く頭を下げ、静止してからゆっくりもとに戻します。

このとき、素早く頭を下げるのに1拍、静止に1拍、戻すのに2拍、合計4拍を数えると美しく見えますよ。

手の位置

男性と女性で手の位置は異なります。

男性の場合は、体の両側に腕をぴったりとつけ、指先をのばした状態でお辞儀を行うのが一般的です。

女性の場合は、指先をのばした状態で両手のひらが体の前にくるように、太ももあたりに触れます。

左手が上、右手が下になるように手を重ねてください。

以上、ビジネスマナーとしてお辞儀をするときのポイントをお伝えしました。

最後に、ビジネスマナー違反となるNGなお辞儀をご紹介します。

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ビジネスマナー違反!NGなお辞儀とは?

ビジネスマナー違反となるNGなお辞儀をご紹介します。

  • ○○しながらお辞儀
  • 頭だけ下げるお辞儀
  • 座ったままのお辞儀
  • 猫背のお辞儀

順番に見ていきましょう。

○○しながらお辞儀

歩きながら、話しながらのお辞儀はビジネスマナー違反です。

一度立ち止まってからお辞儀しましょう。

頭だけ下げるお辞儀

頭だけ下げてするお辞儀はビジネスマナー違反です。

お辞儀は上体を倒して行うということを意識すれば、頭だけ下げることは無いはずです。

座ったままのお辞儀

座ったままのお辞儀もビジネスマナー違反です。

通常、お辞儀は立った状態でするものです。

たとえ、着席していたとしても、先方にあいさつをする場面になれば立ち上がってからお辞儀をします。

猫背のお辞儀

猫背など姿勢が悪いのは、お辞儀だけに限らずだらしなく見えるため、ビジネスマナー違反です。

ビジネスシーンにおいては常に姿勢を正すことを意識しましょう。