社会に出て働き始めると、そこら中ビジネスマナーであふれていることが分かると思います。
電話対応、名刺交換、言葉遣い・・・
ビジネスマナー研修のある企業も多いですよね。
では、最低限これは押さえておきたい・押さえておかなければいけないビジネスマナーとは何でしょうか。
そこで、ここでは、最低限押さえておきたいビジネスマナーを簡潔に3原則と題して、ご紹介したいと思います。
目次
ビジネスマナーの最低限の3原則その①「挨拶」
最低限のビジネスマナー3原則の1つ目は「挨拶」です。
挨拶の基本は、以下のポイントを押さえておく、と心得ておきましょう。
- 自分から
- ハキハキと
- 明るく
自分から
挨拶をするときには、自分から挨拶すると好印象です。
しっかり相手の目を見て挨拶しましょう。
ハキハキと
ぼそぼそとした話し方はあまりいい印象を与えません。
はっきりと聞こえるよう、ハキハキとした挨拶をこころがけましょう。
明るく
ハキハキと挨拶をすれば、自然と明るくもなるでしょう。
笑顔で明るい挨拶ができれば、社内でも社外でも信頼関係構築の第一歩です!
以上、最低限のビジネスマナー3原則の1つ目は「挨拶」でした。
次に、最低限のビジネスマナー3原則の2つ目をご紹介します。
ビジネスマナーの最低限の3原則その②「時間」
最低限のビジネスマナー3原則の2つ目は「時間」です。
時間の基本は、以下のポイントを押さえておく、と心得ておきましょう。
- 時間は守るのが基本
- 早すぎても遅すぎても失礼
- 遅れる場合の対応
時間は守るのが基本
時間や期限を守れない人は、仕事のできない人として信頼を失うのが現状です。
特に日本人の時間に対する感覚は厳しいですよね。
時間を守るのがビジネスの世界では当たり前だと認識しましょう。
早すぎても遅すぎても失礼
ただ、時間に間に合えばいいというものではありません。
遅刻は論外ですが、実は早すぎても失礼にあたるとされています。
約束の時間に余裕を持って(10分~15分前)到着し、約束に時間まで時間をつぶすという人が多いようです。
遅れる場合の対応
先述した通り、時間には送れないのが大前提です。
ただ、様々な事情から遅れることもあるでしょう。
その場合は、謝罪と遅れる理由、そして到着の目安時間を伝えるのがビジネスマナーです。
以上、最低限のビジネスマナー3原則の2つ目は「時間」でした。
最低限のビジネスマナー3原則の3つ目をご紹介します。
ビジネスマナーの最低限の3原則その③「身だしなみ」
最低限のビジネスマナー3原則の3つ目は「身だしなみ」です。
身だしなみの基本は、以下のポイントを押さえておく、と心得ておきましょう。
- 髪型
- 爪
- メイク等
- 服装
髪型
男女問わず、髪型は清潔感のある髪型にしましょう。
寝グセやボサボサ頭はビジネスマナーとしてNGです。
爪
爪も男女問わず意外と見られますよね。
特に手入れもせず長くなってしまった爪の印象は最悪です。
女性の場合は、派手すぎるネイルにも気をつけましょう。
メイク等
女性の場合は、すっぴんよりはナチュラルメイクが良しとされています。
男性の場合は、髭に注意しましょう。
服装
シャツのシワや汗染み、スーツの汚れがないかどうかチェックしましょう。
服装というと、服に気がとられがちですが、鞄や靴も要確認です。
特に靴は、磨かれていないととても汚らしく見えてしまいます。
頭の先から足の先まで、しっかり確認しましょう。
以上、最低限のビジネスマナー3原則の3つ目は「身だしなみ」でした。
ここまで、最低限のビジネスマナーを見てきましたが、ビジネスマナーってもっとありますよね。
冒頭で紹介した、電話対応・名刺交換・言葉遣い・・・
最後は、最低限以外のビジネスマナーについてお伝えしたいと思います。
最低限以外のビジネスマナーって何?
最低限以外にもビジネスマナーは山ほどあります。むしろそっちの方が多いくらいです。
ですから、最低限以外にも社会人としては、覚えないといけないビジネスマナーがたくさんあるわけですよね。
けれども、ここで気になるのが、最低限以外のビジネスマナーというのは実はビジネススキルなのではないかということです。
分かり易くするために、あるあるビジネスマナーを具体的に挙げてみましょう。
- 電話対応
- 名刺交換
- 言葉遣い
- メール
- 接待
これらそれぞれの場面で、求められるビジネスマナーって、山ほどありますよね。
例を挙げていくと、
- 電話対応のコールは3コール以内に取る。
- 名刺交換の順番をどうして置き方をどうするか。
- 初めて会う人でも「いつもお世話になっております。」
- メールの件名の付け方や署名はどうするか。
- いちばん奥が上座で出入口に近い席が下座で誰をどこに座らせるか。
正直、教えてもらわないと分からないですよね。
そうなんです、社会人なりたてからすると、こういったビジネスマナーは「なんじゃそりゃ」ですよ。
これらを、仕事をしていく中でスキルとして身につけていくのではないかと思うのです。
そうするうち、ビジネスマナーとしてできて当然だよねに変わっていきますね。
他方で、先ほどご紹介した最低限ビジネスマナーはどうでしょうか。
挨拶や時間を守ることなんて、幼稚園から教育されます。
身だしなみは、受験を経験した人であれば誰であれ気遣ったことがあるはずです。
つまり最低限のビジネスマナーと言うのは、ビジネスシーンに限らず「人として」身につけておくべきマナーのことなのではと思います。