上着に関するビジネスマナーって?スーツやコートの注意点をご紹介!

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身だしなみ

ビジネスシーンで上着が必要になることはよくあります。

スーツの上着だけでなく、冬にはコートという上着も着用しますよね。

そんな上着にもいろいろなビジネスマナーがあることをご存知でしょうか。

そこで、ここでは、ビジネスマナーとして意外と知られていない上着について、詳しく見ていきたいと思います。

目次

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上着に関する4つのビジネスマナーとは?

上着について、基本のビジネスマナーを紹介します。

  • スーツの上着は脱がない
  • たたむときは裏側が見えるように
  • ボタンの留め方
  • フラップ(ポケットのふた)の扱い

これらが上着に関するビジネスマナーの基本です。

順番に見ていきましょう。

スーツの上着は脱がない

スーツは上下セットで着用するものなので、スーツの上着は本来脱ぐものではありません。

ただし、同席している上司や取引先の相手が先にスーツの上着を脱いだ場合に限り、脱いでも良いとされています。

たたむときは裏側が見えるように

スーツの上着は基本的に脱ぐものではありませんが、仮に脱いだ場合にもビジネスマナーがあります。

上着を脱いだら裏側が見えるようにたたみます。

これは、外で上着の表面についた汚れで室内を汚さないようにという配慮からです。

ボタンの留め方

スーツの上着のボタンは一番下を留めずに開けておきます。

2つボタンなら、留めるのは一番上のボタンです。

3つボタンなら、留めるのは一番上と二番目のボタンです。

特に就活では、「きちんとしなきゃ」と思ってか、全部留めている学生をよく見かけます。

全部止めるのはビジネスマナー違反なので気をつけましょう。

フラップ(ポケットのふた)の扱い

スーツの上着のポケットにはフラップと呼ばれるふたがついています。

これは、外で雨やゴミがポケットに入らないようにつけられているものです。

ですから、屋外ではポケットの外に出し、室内に入ったらポケットの中にフラップをしまうのがビジネスマナーです。

以上、上着について、基本のビジネスマナーを紹介しました。

次に、夏の上着のビジネスマナーや注意点を見ていきましょう。

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夏の上着のビジネスマナーや注意点とは?

夏の上着のビジネスマナーや注意点は何でしょうか。

クールビズ

夏に気をつけたいのはクールビスです。

2005年から始まったクールビズは、かなり浸透してきていますよね。

会社がクールビズを採用していれば、上着を着る必要はありません。

環境省が設定するクールビズ期間は5月1日~9月30日です。

上着が必要な場合も

中にはクールビズを採用していない企業もまだあります。

また、就活などの面接の際には必ず上着を着用しておかなければいけません。

夏でも上着が必要な場面はあるので、気をつけておきましょう。

以上、夏の上着のビジネスマナーや注意点をご紹介しました。

最後に、冬の上着のビジネスマナーや注意点を見ていきましょう。

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冬の上着のビジネスマナーや注意点とは?

冬の上着のビジネスマナーや注意点は何でしょう。

コートに関するビジネスマナー

冬の上着と言えばコートですよね。

コートについてもビジネスマナーがあります。

  • コートを脱ぐタイミング
  • コートのたたみ方
  • コートの持ち方・置き方

コートを脱ぐタイミング

コートは建物に入る前に脱ぎます。

反対に着る場合も、建物から出た後で着用します。

ただし、担当の方から屋内で着て出ることを勧められた場合には、お礼を述べたうえで従っても構いません。

コートのたたみ方

スーツの上着をたたむときと同様、コートも裏返しにしてたたみます。

コートの上下をあわせて二つ折りにします。

コートの持ち方・置き方

コートを持つ場合は片腕にかけて持ちます。

置く場合は、自分のカバンの上に置きます。この場合は二つ折りでなくコンパクトにしておきましょう。

膝に掛けたり、椅子に掛けるのはマナー違反です。もちろん机にも置けません。

隣の椅子が空いていても特に指示がない場合は自分のカバンの上に置くことを意識しましょう。

手袋・マフラーに関するビジネスマナー

防寒具として、コートのほかにも手袋やマフラーを着用する人もいるでしょう。

手袋やマフラーも、脱着はコートと同じタイミングです。

手袋やマフラーは可能であれば、カバンの中にしまいます。

カバンの中に入りきらない場合には、キレイにたたんでコートと一緒に片手で持ちます。