FXの「聖杯」を探していませんか?聖杯とは必勝法のようなものですね。
うまくいくかどうかは別として「お金を増やす方法」自体は世の中にたくさんあります。
そんな中、いまだに根強い人気なのが「FX」であり、聖杯探しが毎日のように行われています。
FXの聖杯について色々な情報や体験談が飛び交っていますが、実際どうなのでしょうか。
僕も体験談を参考に聖杯をさんざんやってきました。二年間も。
さすがにFXの聖杯探しを二年間もやると、ある種の「真実」がみえてきます。
つまり、結果が出た手法と結果が出なかった手法が浮き彫りになってきたんですよね。
いまだにFXの聖杯を探している人はたくさんいるでしょう。
そんな人たちにむけて、僕がてにいれた「真実」をご紹介。
上記のような気持ちの人にとっては、残酷な真実を突き付けることになるかもです。
目次
2年間も検証!FXに聖杯はあるのか
FXを始めたら、まず行うのが手法選び。この中に聖杯があるはずだと、僕も色々試しました。
「FXworks」や「ザイFX」には聖杯らしきものがたくさんあるんですよね。
それ見て、いろいろと試しまくりましたが、ほぼダメでした。
聖杯とは程遠い、結果が出なかった手法は以下の問題点のうち、どちらかに当てはまるものです。
前者だった手法は以下の通り。聖杯に近いのですが、儲からないと意味がない。
- RSIにトレンドラインをひく
- 移動平均線3本でが同じ方向をむいたらエントリー
- ローソク足でのトレンドライン・レジスタンスライン・サポートライン
後者だった手法は以下の通り。聖杯の土台にすら立ってないですね。
- RSI・かい離率
- ゴールデンクロス・デッドクロス
- 他にも色々ありますが忘れました…
2はデモの時点で結果が残せてなかったので、すぐに見切りをつけることができました。
問題なのは、1です。確かに利益が乗ります。しかし、いつ切ればいいかがわからない。
エグジットのルールを作っては、例外が発生し修正。
これを永遠に繰り返して、結局エグジットのルールが定まりませんでした。
そうこうしているうちに結構な損失が出てしまっていたため、1も見切りをつけるハメに。
こうやって聖杯からどんどん遠ざかっていきます・・。
「GMMA」がFXの聖杯かも?
エグジットが明確。自分の判断がいらない。修正やアレンジがいらない。
こんな聖杯のような手法はないのかと探し回った結果、見つけたのがテクニカル指標である「GMMA」。
GMMAは典型的順張り手法で、エントリーもエグジットもしっかりとわかるのがポイント。
利益ものるし、エグジットも問題なしで非常に安定したトレードができました。まあ一番聖杯に近いですよ。
ただひとつの難点を除けば。
その難点とは、エントリーポイントがめちゃくちゃ少ないこと。
1週間に1回しかこないことがザラにありました。
1週間チャートに張り付きまくって、とれるのは10~25pip。
正直、僕にとっては「つまらない手法」だったのです。
「勝てる手法=聖杯」とおもっていたのですが、どうやら僕は聖杯に気づかぬうちに追加条件を貸していたようにです。「ドカン」と勝てるかどうか、という条件を。
FXにはつまらない「聖杯」しかない
FXって「一発でドカン」のイメージがありますよね。元金を何倍にもしたいからやる。
しかし実際は、何倍にもなりそうな手法はことごとく負けます。ブックメーカーの転がしみたいな感じですね。
確実に勝てる方法で、すこしずつ増やすのがFXで稼ぐための必須条件なのかもしれません。つまり、つまらない手法が聖杯だったのです。
認めたくありませんが。地道にするなら、まだ確実に稼げる方法があります。
上記の方法はとにかく地道なんですよね。ドカンとはいかない。
ドカンと勝つためにやるのに、コツコツでしか勝てないなんて、する意味あるのでしょうか。
というわけで、僕はFXをやめました。聖杯探しの旅も無事に終了です。
以上「FXトレードの聖杯探しを2年間した結果、悟った事実を公開しよう」でした。