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発送代行とは
発送代行とは、依頼者の代わりに「商品の発送を代行する」仕事です。
ネットショッピング業者や大規模にせどり業を展開している個人の代わりに発送業務を請け負い、商品を発送します。
発送代行には一般的に検品や梱包作業などの発送する前に必要な一連の作業も含まれています。
商売の才能がある人は「せどり」がおすすめですが、せどりを始める前に発送代行でスパイ活動をするのはもっとおすすめですよ
発送代行について
発送代行にはかなりニーズがあります。
発送代行を依頼する企業や個人のメリットは下記の通りです。
- 発送時の梱包や検品などを自前でしていると商品リサーチの時間が無くなる。代行として他のワーカーに依頼することで自分のやりたいことに時間を割ける
- 大量にワーカーを雇うことで、商品全体の発送数を上げることができ、効率的に在庫がさばける
発送代行専門にサービス提供している専門業者もありますが、専門業者依頼するとそれなりのコストがかかります。
そこでネットで副業しているワーカーを募集し発送代行を請け負ってもらうことでコストを削減するのです。
発送代行を依頼するクライアントは、発送代行によりコストを削減したい個人事業主や中小規模の会社などが多いです。
仕事を請け負う際のおすすめは中小規模の会社です。正体不明の個人はトラブルになりがちなので避けた方が無難です。
発送代行の種類
発送代行の種類で一番多いのは、フリマやネットショッピングで購入された商品をワーカーに任せ、代わりにワーカーが梱包・検品など一連の作業込みで行って発送するタイプ。
変わり種では外国在住のワーカーに仕事を依頼し、代わりに商品をワーカーが買いクライアントに発送する仕事もありますが、この仕事ができる方は限られています。
今話題のUber eats(ウーバーイーツ)なるサービスもあります。
ネットや電話でユーザーが購入した持ち帰り用のテイクアウト料理を、登録したワーカーが飲食店の代わりに代理でデリバリーしユーザーに届けます。
発送代行の定義は広いので、Uber eats(ウーバーイーツ)で収益を稼ぐのも発送代行の種類の一つと言えそうです。
発送代行は安全なの?
発送代行の安全性ですが、これに関してはある程度注意が必要です。出品者によってはガラの悪い方もいます。
途中で連絡が途絶えてどうすれば良いか途方に暮れる可能性もあるのでやはり仕事を受けるのであれば法人から受けた方良いです。
例えばCrowdWorksなどで見きわめるとすれば下記の点に注意しましょう
- 全体的な実績や評価
- 丁寧で迅速な対応をしてくれるか
- トラブルが起きないように発注者の配慮があるか?マニュアルや注意点などがあるか?
マニュアルが無い個人事業主はかなり危険です。これは「初めて発送代行を発注するクライアント」または「マニュアルを作成できないレベルの人」だからです。
このレベルだと必ずと言っていいほどトラブルになるので避けたほうが無難です。
発送代行のやり方
では実際に発送代行を始める手続きを見ていきましょう。
- STEP.1専用のメールアドレスとパスワードを準備
クラウドソーシングに登録していない方はまずID用のメールアドレスとパスワードを用意します。
既存のメールアドレスではなく、仕事用のアカウントをウェブ事前に作っておくと便利です。
- STEP.2各サイトに登録して応募する
なるべく多くのサイトに登録し、より良い条件で仕事を受ける準備をして下さい。なるべく詳しく自己紹介文を書きましょう。
本人確認書類を提出すると採用率がアップします。
評価が一件も無い人は簡単な作業系の仕事で良い評価ゲットして下さい。
- STEP.3スペースの確保商品を管理するスペースを確保して下さい。掃除をして湿気などが多く無いかチェックも必要です。
マニュアルが無い仕事はヤバイから断った方が良いです。
発送代行の注意点
発送代行を行う時は、上記のクライアントが信頼できるかどうかも含めて、幾つか注意点があります。
商品を管理するスペースを確保
部屋にスペースがなかったり、汚かったりすると商品の汚損の原因になるのできれいなスペースで商品管理する必要があります。
仕事によっては1商品や2商品だけでなく、かなりの量の商品在庫を出品者の代わりに管理する必要性もあり、その場合商品を置く場所がないと困ります。
スペースにほこりやゴミが堆積している環境で電子製品を扱えば後で購入者が使うとき、中に入ってしまったゴミやほこりが原因でショートの原因になるかもしれません。
発送代行を請け負う時は事前に部屋に十分な管理スペースを用意し部屋を清潔に保ち万全の環境で作業が出来るようにしておきましょう。
おすすめの発送代行は?
化粧品や日用品などまとめて運べる軽量の商品の発送代行が、初心者にはおすすめです。
実際の商品を発送が完了するまでは管理スペースがかさみ、コンビニなどに持って行く手間のかかる家電製品は初心者に向いていません。
発送代行にはワーカーに依頼するコストを引いた単価が安いものがあります。
単価が安すぎる発送代行はリスクが高いので単価が高く設定されている仕事を選びましょう。
基本的には儲かっている人たちと仕事をすることを心がけて下さい。
その方が長期で仕事を得られ、トラブルに遭う可能性も低くなります。
発送代行のメリット
- 初心者でも比較的とっかかりやすい
- 単価もタスクより高く、内容もやり取りしながら進められる
- 単価もそこそこ高い
ライティングやITの専門知識が必要なものも多い他の仕事と違い、発送代行は「真面目に、確実に仕事をやれるか」が一番肝心です。
これさえクリアしておけば、初心者でもとっかかりやすい仕事。
クラウドソーシングでは契約なしで応募すればすぐ仕事を始めて納品できる形式を「タスク」と呼びます。
このタスクも初心者におすすめですが、単価が低い仕事が多いのがデメリットでもあります。
又タスクの場合、仕事中に疑問があってもメッセージやり取りが出来ず、納得できない状態で非承認を食らうケースもあります。
その点、発送代行は応募して契約するのが基本なので、相手が信頼できるクライアントであればメッセージやり取りが細かく可能。納得しながら仕事がしやすいです。
又初心者は安い単価の仕事を最初はやっていくことになりますが、発送代行は何千円など、まとめてお金が入ってくる仕事も多いので安心して仕事が可能。
発送代行のデメリット
商品汚損などで賠償になることも
発送代行は、請け負ったワーカーが代理で商品を購入者へ発送します。
しかし、商品検品中に誤って商品を壊してしまった場合などは、最悪の場合賠償になることもあり得ます。
商品の取り扱いには十分注意して仕事しましょう。
梱包に対しての知識が必要
例えば濡れに弱い本や電子部品は防水性の袋で覆う、割れ物は敷物を詰めて段ボールの中で動かないように調整するなど、商品によっては適切な取り扱いが必要な場合あります。
事前に知識がない場合は梱包の仕方についてウェブで調べましょう。
又検品などに関しても相手からマニュアルなどで注意が来るので、しっかり確認して発送するようにしましょう。
発送代行の体験談
私は最初「クラウドワークス」にて、発送代行の仕事を依頼されました。
既に他の仕事で良い評価を得ていたので発送代行の仕事もすんなり受注できました。
発送しなければならない商品が10商品ほどありましたが、化粧品など軽いものが大半だったのですぐ梱包作業が完了。
化粧品なので輸送時の水濡れ防止策に注意しながら工夫して梱包し、あとは郵便局の払込票を用意し貼り、近所のコンビニで発送伝票を切ってもらい終了です。
たったこれだけの作業(2時間)で4000円ほどの収益になりました。
ライティングの場合は書き方のルールなどが厳しい場合があるのでなかなか大変ですが、発送代行であれば単縦な作業の繰り返しなので初心者におすすめの副業と言えます。
クライアント様がきちんとした方であれば、手軽に高報酬が狙えるのが発送代行のポイントです。
発送代行に向いている人
発送代行は経験不問がほとんどで、「まじめで確実に仕事をする人」であれば誰でもできます。
ただあまりにも手際が不器用な人は物を壊したりする可能性もあるので、手を出さない方が良いかもしれません。