「イクメン」という言葉を最近あちこちで聞きますね。
育児休暇を導入する企業が増え、世の中の流れは父親も子育てに参加する動きがあります。
男性の中には「自分はイクメン」と堂々と公言している人もいるくらい。
一方では、仕事のため、あれもこれもの育児参加は難しいという父親も。
こういう世間の微妙な流れの中にいると、幼稚園の入園式に夫婦そろって出席しないのはなんだか気が引ける、旦那が入園式に来ないのは親としてナシ?…と心配になる人もいるのでは?
当記事では、あなたが一人で出席の入園式で「あぁ、こんな時旦那がいたらなぁ~」と思うのはどんな時か、それに対する対処法をアドバイスします。
これから入園式を迎える方は是非ご覧ください。
目次
本当は入園式に旦那にも出席してほしい
今時の若いお父さんお母さんたちは、会社の休みを取ってでも出席!というご家庭も多いですね。
今まで親にばかりくっついていた我が子が初めて「社会」に飛び出すという、記念すべきセレモニーを観たくない親がいるわけがありません。
実際、入園式の我が子を遠く離れた席で見ただけで、感極まって涙する親御さんを見たこともあります。
子供の年齢が上がってくると、小学校はまだしも中学・高校・大学の入学式にでもなればもはや母親だけ(父親だけ)しか参加しないというのも普通ですが…。
地域や幼稚園の方針にもよりますが、平日の入園式にも関わらず半数近くのご家庭に父親の姿が見られた、というデーターもあります。
しかも、両親そろっての出席は年々増加傾向に。
お子さんだって、パパとママがそろって来てくれるのならやっぱり嬉しいに決まっています。
ただ、残念ながらどうしても母親だけの出席になってしまう事だってありますよね。
例えば・・・
- 平日だと旦那の会社の休みがどうしても取れない
- 自営業でお店を空けることが不可能
- 1~2歳のじっとしていられない世代の下の子がいて、式典に連れてくることが難しく、旦那に家でみてもらうことにした
…だからといってお母さんだけしか出席できないということは、恥ずかしい事でも何でもないんですけどね。
逆に、昭和の世代の私から見れば、「よく平日なのに、お父さんは会社の休みとれたな~」と妙な気持ちになりますが…。
ひと昔前は、例え幼稚園の入園式であってもお父さんが出席するご家庭は本当に珍しくお母さんだけが出席するものだと思っていました。
ともかく、あなたがもし、入園式に旦那が来なかったときにどんなことが不安なのかを考えてみましょう。
- 乳飲み子や走り回る1~2歳児を連れてなので、ぐずり始めたら周りに迷惑が…
- 下の子供をみながらの撮影は難しい
- そもそもビデオなどの撮影関係が上手く操作できない
- シングルマザーだと思われる⁉
- お父さんが来ている子供もいる中で、自分のお父さんは来ていないことに寂しさを感じるのではないか…
ちょっと調べただけでこういった不安の声が。
この不安どう対処すれば…次にアドバイスしましょう。
旦那は入園式に来れたら来る、のレベルでいい
シングルと思われないかしら…という心配⁉
両親が入園式にそろって出席した方が良い、などと、両親が来ることを前提に入園式の案内を出している幼稚園などはあまり聞いたことがありません。
むしろ、「ご両親」という言葉を使わず、「保護者」という言葉を使って入園式の案内を出しているところが多いのでは?
これは何を意味していると思いますか?
いま、各自治体で、「ひとり親」のご家庭に対する様々な配慮が動き出しています。
入園式のご案内一つとっても、両親がそろっているという前提の書き方を控えていると思われます。
子供の輝かしいスタートに家庭の事情で差があってはなりませんから。
幼稚園側の事情も。
狭い会場で、出席人数を各家庭に付き保護者1名を前提として椅子を用意。
2名以降の付き添いは後ろで立ち見、を堂々と最初から明示している幼稚園も。
そうなると、お父さんは撮影担当で後ろで立ち見、ということでしょうか⁉
いずれにしても、幼稚園側としては誰か1人保護者が来てくれれば良し、という考え方。
あなたが心配している、シングルと思われているだろうか…は、バカげた取り越し苦労ですね。
シングルだろうが何だろうがその子にとってはかけがえのない親。
逆に言えば…シングルで何が悪い⁉
下の子を連れて行かなければならない…という心配
子守要員が欲しいのに、やはり旦那が仕事で子供を家でみてあげることすらできない場合。
一番簡単なのは祖父母やきょうだいに預けたいところですが…
それすら難しいなら、ファミリーサポート・託児所・ベビーシッター・民間保育所の一時預かりを利用する、という方法もあります。
入園式の2時間ほどですから、そんなに金額がかさむこともないはず。
妙に人見知りするとか、そういった外部機関に頼るのはちょっと…というのであれば、あなたが入園式に連れていくしかありませんね。
ただし!
座席は会場からすぐに出られる出入り口付近をキープしてください。
子供ですから、式典の長さに飽きて「まだ~?ねぇ、まだ終わらないの~?」とぐずり出したり、泣き叫んだりする子もいます。
問題は、それを放置する親。
式に同席している親の非難の目は、子供を連れて会場から出ることもなく、そのままそこにい座り続ける親に対して。
ネットから非常なまでのお叱りの声が多くあがっているのです。
当然です。
他のご家庭にとっても一生一度のセレモニーを他人の子供の叫び声でかき消されては腹も立ちます。
皆さん動画でしっかり記録に残していることを忘れないで。
ビデオの操作が…という心配
もしもうまくできなくてもいいんです。
あなたの出来る範囲のことをすれば。
多分旦那もわかっているはずですから。
今は、幼稚園で写真からDVDに至るまでしっかり後で販売してくれるところが多いです。あなたは、あなたの目でしっかりと子供の姿を焼き付けて旦那にお話ししてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供というのは、親の表情や言葉使いに過敏に反応するもの。
旦那が来ないからと言って不安な表情や、不満タラタラの言葉ばかりだと、せっかくの入園式が子供には悲しい思い出になります。
素敵な思い出になるように、思いっきりいい笑顔で出席してあげてくださいね!