筆者も人生がつまらないと感じたことは何度もあります。
今でもあまり楽しいとは言えないけど、落ち込むことなく毎日生きていられるのはなぜかなということも考えて書いてみました。
要は自分をしっかり持って他人に振り回されたりしてはいけない、自分の足でしっかり踏みしめて生きるということではないでしょうか。
なので、こうすれば大丈夫ということの提案を項目別にあげてみました。
目次
人生がつまらないのは深く考えすぎるから
人間は、本能的に最悪の事態に備えるために、基本的にネガティブ思考になるように出来ているのだそうです。
たしかに電車に乗るために家を出ても、目的の電車には間に合うようたっぷり時間をとってあるのに、もしその電車に乗れなかった場合を想定して、次の電車の時間も控えておくし、乗り換えの電車の時間さえ見ておくのは間違いないです。
日本は外国人の方が驚くほど電車の時間が正確なのに、やはりもしかしてという場合も考えてしまうものですが、相手が人間の場合はどうでしょうか。
昨日は普通に別れた友人に朝であって、挨拶されて無視されたら、どう思いますか?
一度くらいは、聞こえなかったのか、機嫌が悪いのかなと思いますが、3度声をかけて無視されるとだめですね。
ああでもない、こうでもないと、何か気に障ることをしたのかと深く考えてしまいます。こういうことで、ネガティブ思考のスパイラルに陥ってしまうんですね。
ある程度年を取ると、どうでもいい、放っておくことが出来ますが、若い頃ほど妄想というほど深く考え込んでしまうものです。こう言うのを昔から「取り越し苦労」と言っています。
色々と完ぺきにやろうとするために、最悪のことを想定しておくのですが、実際、不安や心配事の96%が幻想なんですね。
ほんとうは実際に起こらないと、もう少し楽天的に考えて、この幻想という事実を知っておけば深読みするのは取り越し苦労にすぎないことがわかるんです。
反省会ばっかりではいけない
あれほど最悪の事態を想定して考えたのに、やっぱりというか思いがけず失敗をしたときは、もう次を考えて適度な反省程度にしましょう。
自分を完璧にしたい真面目な人ほど、なにか失敗するとますますネガティブ思考になって、朝起きたときからの自分の行動を、すべて考えて反省してダメな点ばかりを見つけて落ち込んでしまいがちなんです。
反省ばかりするのは逆効果で、自己評価が低くなって簡単にあっさり自信喪失して人生つまらなく、次の行動をしようにも、失敗を恐れて考え込み、身動きできない状態になってしまうのです。
ということで、自分を鼓舞するために、反省はそこそこに自分はがんばっていると思う点を挙げて、自分自身で激励する、ご褒美上げたいと、ポジティブ思考にするようにしましょう。
自分の欠点ばかり探す人は基本的に感謝が足りないと言えるそうですが、私はいじめにあっていたとき、自分が持っているもの、与えられた環境も否定して、みんなと同じでなければいけないと考えていました。
恵まれたところ、出来ることもいっぱいあったのに、それをいじめる人が認めたくないからと言って、自分までが感謝せずに後ろめたいことのように思っていました。
今から思うと、本当に残念な私、としか言いようがないです。ということで、そのずっと後になってからですが、感謝をするようになったのです。
日常生活でのちょっとしたことを心の中で感謝すると、何かいいことがあるんですよね。
それをまた感謝するとループしていくと、とても気分がポジティブになり楽しくなってるんです。
減点方式で生きてはいけない
減点方式とは自分が考える完璧なところから、わずかなミスをする度に減点されていくことです。
自分がそう言う方式で考える、または家族とか仕事仲間でそういう人がそう言う目で見ていると思うと、かなりびくびくしたネガティブな人間になりがちです。
この減点はどこから来ているかと言えば、世間体とか世間一般のレールとか、自分ではない他人の目が大事にな見方からきているんですね。
もちろん、他人に迷惑をかけないようにするのは大事なことなんですが、ここで問題なのはやりすぎということです。
あまりに気にしすぎると、滅私奉公、自分を主張せず我慢ばかりのつまらない人生になってしまうでしょう。
そこで、人生を楽しくするために、加点方式にしましょう。
自分をほめて激励することと同じことですが、加点方式にすれば満点を減点するのではなく、加点し放題です。
他人から減点と評価されても、なにくそと思ってその後がんばって点数を稼げばという気持ちになるでしょう。
肉体的にも健康にならないといけない
肉体の健康状態と心は、ツーカーです。
私の経験からも、虫歯を放っておいたら消化が悪くなって胃が痛くなり、超も活動せず便秘でどんよりした気分、そして歯痛で不眠になりと、鬱状態になり、どんどんと体も気分もネガティブになっていきました。
しかし、思い切って歯医者さんへ行って歯を完璧に直したら、気分爽快になり、ついで胃腸を元気にするお料理を作って毎日の食生活を改善し、便秘解消、熟睡できるように。
たかが虫歯1本と放っておくと、どんどん健康状態が悪化していくのは身をもって理解できます。
規則正しい生活と食生活も大事なので、バランスの良い栄養をとり、たっぷりの良質の睡眠を心がけ、適度な運動をするのです。
これだけで充分楽しい毎日が遅れて爽快な気分になれて、気分が前向きでやる気満々になるんです。
人生の目標を見つけること
人生の目標と大事にとらえなくても、その日その日を生きる意味、目的と言ってもいいです。
人生に目的目標がない人は、しゃんとした姿勢が出来ないような感じで目の焦点が定まらない、そして何を見てもつまらないと感じた残念な毎日を過ごすのではないでしょうか。
アメリカでは人生で死ぬまでにやりたいことを書いてバケツに入れるというのがあって、つまらないけどおもしろそうなことを書いて実行して楽しみを見出すというやり方があります。
なので、人生の目標、目的が見出せないという方は、紙になんでもいいからやりたいこと、欲しいものなどを箇条書きにしてみましょう。
引き寄せではありませんが、紙に書くと実現する、手に入ることが多いんです。
やりたいことを書き出していると、子供に返ったようになんだかワクワクといった高揚感が味わえます。
この感情がわいてくると元気が出るし、本当にやりたいことがわかってくることもあるんです。
やりたくないことばかりやっていてはいけない
生きるためには、無理をしてでもやりたくないこともやらなければいけないと言われます。自分のしたいことだけじゃダメ、やるべきことをやれ、と言われることも多いです。
これは真理なんですが、かといってやはりやりすぎは楽しくありません。
これは犬の訓練の話ですが、持来という、ボールを投げて犬に持って来させる訓練があります。
わんこはボール大好きなので教えれば喜んでするのですが、あまりしつこくやると飽きてしまって途中で飼い主の元へ戻って来なくなるのです。
そうなると訓練は身に着かない、ただの遊びになってしまうので、まだやりたいというところで終わるのが訓練のコツなんだそうです。人間もそうですよね。
人生をつまらないと感じるほど、やりたくない仕事をしては鬱になるはずです。
あまりにひどい場合は、本当に心からやりたい仕事を見つけることも必要だし、転職などして考え直すことも大事だと思います。
世間の価値観だけが重要ではない
ある程度常識のある方ならば、普通一般の世間の価値観は苦にならないと思うのですが、人生つまらないと思うほど世間の価値観に縛られていると考えるならば・・・
やっぱりやりすぎで自分らしい思考が停止状態であるということで、考え直すことが必要でしょう。
例えば、親戚の年の近い同性の従兄弟が東大に入って一流企業に就職して、重役の御令嬢と結婚したとか、東京にタワーマンションを買ったとか、そういうのを子供の頃から聞いていると、それが正しい価値観だと思い、自分と常に比べてプレッシャーになることがあります。
表面だけを見ると自分がみじめに思えて、自分の人生がつまらないと感じてしまいますよね。
ま、こういうのは実際に会ったら、この従兄弟はそれほど幸せそうではないどころか、それなりに問題を抱えていたりして、あちらはあなたをうらやましく思っていたってことさえあるのです、よくあることです。
こういう感じで、何か囚われるようなことがあって、それに自分が当てはまらないと考えて、卑下してしまうように考えるのではなく、自分は自分、今まで挙げたように自分をほめる、感謝する習慣を身に着けて、気にしないようになれば気持ちが軽くなって毎日が楽しくなるんです。
人生はつまらない。そこからが重要
自分自身の人生がつまらない、楽しくないという考え方は、自分自身の価値観ではなく他人の評価を気にし過ぎていることが原因だと思います。
客観的に自分を見るのも大切なことですが、自分自身の人生を楽しむのもつまらなくするのも自分だということを覚えておきましょう。
気分次第でいくらでも楽しく過ごせるし、またポジティブに明るく笑顔で過ごすことで必ず運が向いてくるのが人生なんですよね。
以上「人生がつまらない人へ。今日から楽しくなるための8つのヒント」でした。