ノブヒロさんからの投稿です。
こんばんは、ノブヒロです。
最近あるご相談で、
「実は親の仕事を継いでいるんですが、周りには○○会社で働いている!と嘘をついてしまいます。」
「本当はそういう会社で働きたいんですが、正直できるかわからないので、怖くて結局甘えています。」
「でも親は安心してくれているので、親孝行として、このままでもいいかなと思っています。」
といった内容のご相談を受けました。
実は私も、「社会人になったんだし、親に何かしないと。」と思いながらも、
親の望む生き方を違う生き方をしており、
「これでいいのかな?」
「本当は親の言うとおりに生きて親を安心させてあげたほうがいいんじゃないか?」
と考えたこともありました。
それ故に、今回のお話に関して、非常に皆様にもお話した方がいいなと思うことがあったので、
今回は、『誰の人生を生きているのか?』というテーマでお話をしていきます。
誰の人生を生きているのか?
今回の話を例でお話します。
私はゲームが好きなんで、ついゲームで例えるんですが(笑)
あなたはRPGゲームの主人公です
特に目的も決まってなく、自由にゲームを遊んでいいという世界です。
強くなるもよし、村を発展させるもよし、
冒険に出てもよし。なんでもありです。
そんな世界で生きているとします。
なので、自分の好きに村で過ごしたり、
ダンジョンに行って強くなったり、お金を稼いだり、レアアイテムを探したり。
城下町に行って、酒場に行くもよし。
強くなって闘技場に行くもよし。
魔王を倒すために旅立つ人もいます。
パーティの誰かと恋愛したっていい。
討伐に行かず、船で世界中を旅を始めた人もいます。
と、本来だったら、このように自由に本来動いていいはずなんですよ。
何故なら、あなたの物語、人生だからです。
しかし、ある主人公は画面外のプレイヤー(他人)に、
「ラスボスを倒すのが目的だ!!」と言われ、操作されていきます。
本当は、あなたはラスボスを倒したいわけではなく、
村でゆっくりしていたいにも関わらず、
「ラスボスをすればプレイヤーが喜ぶから!」と、
自分の心に嘘をついて、無理に言い聞かせて旅に出ます。
もちろん、これはプレイヤーは喜ぶと思います。
自分の思い通りに動いてくれるし、何より楽しい。
逆にこれが思い通りに動かなければ、
「どうして言われた通りに動かないんだ!」
「なんでここで攻撃にあたるんだ!」
「なんでここで急所にあたるんだ!」
と文句を言われるでしょう。
そして無事にラスボスを倒し、ゲームの終わりが来ました。
すると画面外のプレイヤーは、クリア後のおまけコンテンツも遊び尽くして、
それ以降はほとんど触らなくなりました。
たまに、プレイヤーはゲームを起動して、
「データが消えてないか?」を確認したり、
ちょっとだけ、あなたを操作して遊ぼうとするでしょう。
しかし基本的には、もうほとんどあなたを操作しようとは、しなくなります。
そうしたら、あなたはどうしますか?
「本当はこういう生き方はしたくなかったのに!!」
と批判したくても、もうプレイヤーは画面の前にはいません。
プレイヤーとしても、プレイヤーが望む人生をあなたは生きたので、
もう何も言わなくなるんですね。
でも、あなたは本当は違うことがやりたかった。
しかし、教えてくれたり、導いてくれるプレイヤーがいなくなると、
どうすればいいのかわからない。
実際、プレイヤーが操作してくれていた時は、
何も考えずに、とりあえず生きていくことができたし、
プレイヤーの操作通り動けば、なんとかなった。
でも、今は操作してくれる人はいない・・・。
その結果、
自分は誰の人生を生きていたんだろう?
何のためにここまで生きてきたんだろう?
これからどうすればいいんだろう?
と悩み、
友人に「今何やっているの?」と聞かれると、
「(本当はやりたかったこと)をやっているよ!」
「(やりたかったこと)を目指して勉強しているよ!」
「(やりたかったこと)をやるために、今だけここで働いているんだよ。」
と言ってしまう。
そして嘘をつくことで、安心して・・・・。
でも今の現実が動いていない自分に嫌気がさす・・・。
なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
プレイヤーを、親や上司、友達、パートナーと捉えてみてください。
あなたは今、どうですか?
もちろん、今回の話は親や上司を否定しろですとか、
親孝行をするなですとか、周りの言うことは全く聞くなとか、
今の仕事を急にやめて、夢を追え!!という話でもありません。
そうではなく、自分の人生を生きてますか?
自分のやりたいこと、わからなくなっていないですか?
というお話なんですね。
どうしても自分のやりたいことがわからないと、
自信をなくし、嘘をついてしまうことも多いんです。
是非、今の自分はどうなのかを、考えてみてください。
まとめ
今の自分はどうなのか?是非考えてみてください。
何事もまず自覚するところから始まりますよ。