生活のワクワクを3分で取り戻す方法

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気持ちの問題

ミツヲさんからの投稿です。

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あるセミナーで聞いた貧乏な国の実態

先日、ひょんなきっかけでラオスの子ども達の実態をスライドで見ました。そこで聞いた事実は衝撃的なものばかりでした。

・ラオスは、ベトナム戦争で落とされた爆弾の不発弾が数千万発残っている対人クラスター爆弾である。
おもちゃのように見える対人クラスター爆弾が転がっていたり地雷となっていたりして、子ども達を容赦なく襲っている。
・ラオスの子ども達のほとんどは戸籍がなく、そのために海外に出られない子がほとんどである。
国民の半数は水道も電気もない。
一日1ドル以下の生活をしている人は全国民の1/4。
・小学校3年生、4年生になると、家族のために働いている子がほとんど。

講師の方は講演のために世界各国を回り、世界の子ども達を見ている方ですが、『自分の家がないと手を挙げる子どもが一人もいない国は、日本だけ』だそうです。

・・・いかがでしょうか。私も深く考えさせられました。
我々が今住んでいる日本は、いろいろ言われていても未だ世界第3位の経済大国です。しかも、世界第1位アメリカよりも、ホームレスの子ども達が少ないのです。豊かさの象徴であるニューヨークに、ホームレスの児童がいっぱいいるなんて、信じられますか?

食べたい時に食べ物がある。飲みたいときに水がある。帰ることができる自分の家がある。着るべき服で困らない(とりあえず一着はある、も含む)。これらのことは、実は世界が置かれている情勢からすればすごいことなのです。ところが、日本ではそれが当たり前になり過ぎていて、意識もされないのです。

最貧国からみた我々の生活は、王様のような生活のように見えるかも知れません。それなのに、毎日のニュースでは、「景気が悪い」「政治が悪い」「国の危機だ」「野菜が高騰して大変だ」など、まるで我々の生活がいっこうに悪化の一途を辿っているかのような印象操作を疑いたくなります。金曜日の夜の繁華街では「社長が悪い」「課長が悪い」「アイツの〇〇が悪い」「日本はこれだからダメだ」「政治が変わらなきゃ何も変わらない」などのネガティブな話題が酒の肴になっているのではないかと思うくらい溢れています。

そのおかげなのか分かりませんが、日本は世界157の国の幸福度ランキング(国連発表)中で、幸福度が53位です。 経済的に豊かな国が最も幸福な国でないどころか、上位にすら入らない理由は、「悪いことが起きることを人のせいにしているから」「自分が恵まれていることが分かっていないから」と言っては言い過ぎでしょうか?
経済的に豊かであることと、幸せであることはイコールではないのです。それなのに、ニュースや新聞では景気の話題が非常に目につきます。マスコミの主張は「景気がよくなれば、日本はもっと幸せなはず」であり、「景気がよくならないから幸せになっていないし、それは政治の責任である」、と・・・・。マスコミは政治の番人を気取っていて、権力というものにこれでもかというほど噛みついていきます。彼らにとって、日本の不幸は政治のせいなのです。これはおかしな話だと思いませんか?今、自分が幸せかどうかを決めるのは、自分です。幸せのよりどころを景気や政治にしている限り、いつまで経っても自分は幸せにはならないし、その日は永久に来ないかも知れないのに・・・・・。
いやいや、恵まれていることなんて、何もねーし、と思っている方も、身の回りの愛する人を考えてみましょう。天涯孤独ですか?それなら自分の体の健康に目を向けてみてはいかがでしょう?100億円と、健康な目どちらをあなたは選びますか?本当に自分が恵まれているものは何もないのか、1分でいいので探して見てはいかがしょう?人は、恵まれているものほど忘れるものなのです。空気や水のありがたさなんて、考えることもしないですよね。命に関わることなのに・・・・・。

それが虚言癖とどう関係があるか、ですって?

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ワクワク感の効能とは

「自分が何に恵まれているのか認識する」ことは、失われた「生活のワクワク感」を取り戻してくれるのです。たとえば・・・・車に乗って自由に出かけることができたり、寒いときに暖かいストーブがあったり、深夜でコンビニでいくらでも美味しいものが買えたり・・・・と、貧しい国では絶対に味わえないような、楽しいことやうれしいこと、ワクワクするようなことが身近にこんなにもいっぱいあるのです。そもそも、このホームページを閲覧することなど、貧しい国の人たちには到底叶わないことだと思いませんか?底知れない不幸と戦い、自分の枠の中から出られずに孤独に陥っている人ほど、このような自分の身近なところにあるワクワクの存在を思い出す必要があると思います。そのワクワク感が幸福感を生み、人としての正しい行動を起こすためのエネルギーを充電してくれるのです。お金はまったくかかりません。長くても3分で見つかることでしょう。嘘だと思うなら、3分計測して実際にやってみてください。「自分が何に恵まれているか」で周りを見回してみると、今自分が住んでいるこの世界が、まんざらでないことに気づくきっかけになるはずです。
だから、「ワクワクするなあ」「楽しいなあ」という気持ちを充分に味わうことができれば次のような視え方も不可能ではなくなります。
「そういえば、自分はいつの間にか、〇〇さんに助けてもらっていた、ありがとう。」
「僕は嘘つきで正直に人と話ができないけど、五体満足だよ。病気の心配がないって、すごいことだよ。」
「孤立無援だと思っていたけど、〇〇君がいつも声をかけてくれていたなあ。」
「自分は嘘をつきまくっているけど、会社に勤めていることができているよ!ありがたい。」
結婚したくてもできない人がいっぱいいるのに、相手は嘘つきかも知れないけど結婚生活を送っているよ。奇跡だよ。」
・・・・などです。

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「考え方」から「外的なもの」が変わる

大切なのは、何が身の回りに起きるか・・・ではなく、どう考え、受け止めるかであり、ポジティブリアクションです。そんなことは聞いたことがある・・・という方もいらっしゃることでしょう。ですが、「そんなことは知っている、何も新しいことはない」と考えるのは、損な考え方です。それができていることかどうかは別問題です。野球を詳しく知っているからといって、試合に出ても活躍できないのと同じです。「知っていることと、できることは違う」ということを肝に銘じて、改めて感謝の念で周りに対する自分の考えを再構築してみてはいかがでしょう?
ある有名なコーチもおっしゃっていますが、「まずは内面が変わり、それから外的なものが変わる」のです。「自分の内的なものを変えれば、外的なものが変わる」この順番が非常に大切ですよ。

読者のみなさんで、自分の嘘で悩んでいる方も、または嘘をつかれて大変な状況にある方も、「自分の枠」から一歩出て、もっと周りを感謝の気持ちで見回してみてはいかがしょうか?世界は意外なところから変わるのです。「ワクワク」はあなたの手の届くところ、3分以内で見つかることの中にあります。