前回の続きです。
虚言癖の生い立ち
前回まで、中学の途中までの話をしていきました。
その続きからいきます。
中2の時起こった出来事というのは2つあります。
①親からパソコンを買ってもらったこと
②初めての恋。
です。
まず1つ目は、親にパソコンを買ってもらいました。
というのも、中学1年の時は、勉強をしなくなってしまっていたので、
中学2年生で気持ちを切り替え、また周りから優位に立つために勉強するようにしてみたのです。
その結果、ある程度の結果を出すことができました。
また、当時友達でパソコンでホームページを作っている友人がおり、
その時からパソコンが欲しいなと思うようになりました。
そのため、成績をガッツリあげるから、
結果を出したらパソコンを買って欲しいという我儘を言いました。
そして、実際に結果を出したので、
買ってもらうことができました。
それからです。
当時ハンゲームや、三国志.netなどのゲームが流行り、
そこで自分の世代以外の人と、ゲームを通じて交流をすることが増えていきました。
そうすると、「中学生!若いね~。」といろいろな人から話題になりますし、
ネット上では偏見を持たれることなく話すことができたので、
そこが居場所のように感じるようになりました。
また、FlashアニメやGifアニメなどが流行っており、
そういった掲示板へ行く→書き込む→交流するということや、
私自身がゲーマーだったので、
共通の話が出来る人とネットで遭遇し、そういった場所で好きなことを話すようになりました。
気がつけば、毎晩パソコンに向かう生活になっていました。
ともかく素を出せることが嬉しかったのだと思います。
当時はメッセンジャーが流行っていたので、
ネットのゲームなどで知り合った人たちとメッセンジャーで話すようになり、
それが当たり前になっていきました。
学校では嘘をついてでも、自分をよく見せ、
家では親には勉強していると嘘を言いながら、
ネット上で素を出していくという生活が続いていきました。
また、素を出しつつも、やはり話を盛るのが好きだったので、
ネット上で、日々あった体験を、話を盛って面白おかしくする生活も続きました。
ただ、好きなことの話だけは嘘をつくことはありませんでした。
これは、この時が原因だったのかなと思います。
そして2つ目、私は中学2年製の時、初めての恋をしました。
合唱をやっている時に偶然、あまり話したことがなかった女の子の先輩と、
あるイベントで2人一緒になる時がありました。
その時、その先輩と話をすると、何も自分のことを否定せず、すべて温かく受け止めてくれて、
また自分の嘘の話も、本当の話も、全部笑顔で聞いてくれたのです。
それが嬉しくて、それからずっと部活ではその先輩と話すようになりました。
長男だったのもあるのでしょう。あまり甘えたこともなかったのもあるのかもしれませんが、
その先輩に、めちゃくちゃ甘えていたと思います。そして、めちゃくちゃ憧れて好きだったのだと思います。
しかし、その先輩も私が中学2年から3年生になる時に、部活をやめることになり、
当時、携帯を持っていなかった私は、その先輩との接点を失うことになりました。
それが本当にショックでした。
それから、また部活では本心をなかなか出せない日々が続くようになりました。
心から話せる人を失うことが極端に怖くなりました。
そうやって、中学時代は過ぎていきました・・・。
ここまでをまとめると、虚言癖になった心理と原因としては、
・本音を出せる人を失うことが極端に怖くなる
また、
・自分が好きなことの話は嘘をつかない。または、特定のジャンルの話では嘘をつかない
・自分が居場所と思える場所では、本心を出せる
というのもわかりました。