ビジネスの場において、取引先や顧客に接待をする機会があると思います。
会話が弾めば、取引や商談がまとまるかもしれない。
会話が途切れると、「何か話さないと！」と焦ることもあると思います。
そんな時のために、接待に使える会話ネタを用意しておきたいですよね。
そこで、ここでは、接待で使える会話ネタや、NGな会話ネタについて、詳しく紹介していきたいと思います。
目次
接待で使える会話ネタ
接待では、相手が楽しく話ができる会話ネタを振ることがポイントです。
せっかく楽しい時間を共に過ごしたいときに、仕事の話ばかりになるのは避けたいですよね。
話が盛り上がっていけばいいのですが、会話が途切れてしまうのも気まずい状況です。
会話ネタに困ったときはどうしたらいいのでしょうか？
接待で使える会話ネタを、詳しく紹介していきます。
社会情勢や時事ネタ
接待の会話ネタで、仕事以外の話題で話しやすいのは、社会情勢の話です。
社会人として、当然知っていることについて話をする場合が多いです。
そのため、社会情勢や時事ネタは押さえておかないと会話が成り立たないこともあるでしょう。
社会情勢や時事ネタなど、基本的な話題は押さえておきましょう。
他にも、接待相手の会社のニュースや、関連する業界ニュースを会話ネタにして、関心を示すのも効果的です。
相手から会話を引き出しやすいので、取引先の会社の動向はチェックしておきましょう。
共通点を探す
「まだまだ暑い日が続きますね～」のような、お互いが話をしやすい共通の会話ネタから始めるのもいいと思います。
お天気や、季節のイベントなど、お互いが共通に知っているような話題を選びましょう。
事前に相手の情報を調べられるなら、共通点を見つけておけば、会話ネタに困りません。
事前に調べられない場合は、会話の中で共通点を探していきます。
共通点が見つけられなくても、使える会話ネタは、「出身地ネタ」です。
よっぽどの偶然が重ならない限り、同郷ということはないかと思います。
そこで使うのが、出身地を聞いて共通の会話ネタにすることです。
「どちらのご出身ですか？」
「山口県の出身です」
「山口県でしたら、瓦そばが有名ですよね」
という感じに、食べ物や観光地の話題で盛り上がることができます。
知識は必要になりますが、出身地の情報を知っている人と、仲間意識を感じるものですよね。
ネタがマイナーであればあるほど、その効果は高くなります。
一生使える会話ネタとして、各都道府県の特産物や観光地を、覚えておくのもいいのではないでしょうか。
接待相手の趣味の話題
接待はビジネスの場ではありますが、お付き合いの潤滑油として、趣味の話を会話ネタにするのも効果的です。
接待相手の趣味を知らなければ、相手に質問してみるのも一つです。
- 「何か運動をしていますか？」
- 「どんな音楽が好きですか？」
- 「最近映画を見ましたか？」
など、質問の中で相手の趣味に当てはまることがあれば、きっと相手からどんどん話を進めてくれるでしょう。
好きな事の話題をふられて話すのは、気持ちのよいものです。
その人の趣味について自分が知らないものであれば、○○の魅力はどんなところですか？など、教えていただくスタンスで話すと好意的に捉えてもらえます。
食べ物や飲食店
接待中は食事をしていることが多いですよね。
どんな食べ物が好きなのか、抵抗なく会話ができると思います。
美味しいお店を紹介したり、教えてもらったりするのもいいですよね。
ここまで、接待では、相手が楽しく話ができる会話ネタを振ることがポイントについて紹介してきました。
次は、接待でNGな会話ネタについて紹介していきます。
接待でNGな会話ネタ
会話をするほど、悪印象になってしまうような話題は避けるよう注意しましょう。
相手との関係を円滑に築きたいと思っているのに、聞いていてあまり気分がよくない話題では台無しですよね。
接待でNGな会話ネタを少し紹介します。
自分の自慢話や過去の武勇伝
接待に限らず、自分の自慢話や武勇伝を話されて困ったことがあるのではないでしょうか。
接待相手も答えに困って気を遣わせてしまう可能性があります。
話し方にもよりますが、自慢話をされると気分を悪くさせてしまう可能性があります。
会社や上司、部下などの悪口
多少なりとも何らかの不満があり、愚痴を漏らしてしまうこともあるかもしれません。
愚痴を聞かされると重い雰囲気になってしまいます。
それより、楽しい時間を過ごして、良い関係を構築するほうがいいですよね。
会社や上司、部下の悪口は避けましょう。
宗教や政治など神経質になりやすい話題
何度もお会いしている相手であれば別ですが、宗教や政治のような個人の私考を話題にすると逆効果になる場合もあります。
関係性をこれから作りたい方に対して、話題にするのは避けた方がよいでしょう。
ここまで、会話をするほど、悪印象になってしまうような話題について紹介してきました。
最後に、接待の会話で大切なのは何かを紹介していきます。
接待の会話で大切なのは？
接待で大切なのは、会話ネタはこちらで準備をして、接待相手に気持ちよく話をしてもらい、聞き役に徹することです。
相手によっては話すのが苦手な人もいると思います。
そんな場合はこちらからどんどん話をしてもいいと思います。
はじめは、時事ネタなどの社交的な内容になるでしょう。
お酒が入り、少し緩んだ雰囲気になったら、接待相手がたくさん話をできる会話ネタを振っていきます。
そして、適度に質問や相槌をして自分も会話を楽しんでいると相手に印象付けましょう。
仕事の延長線であることも忘れないようにしましょうね。
