虚言癖の心理と原因①構ってほしいから嘘をつく

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気持ちの問題

”どうして嘘をついてしまうんだろう。”

虚言癖の人は、いつもそういった悩みを持っています。

どうすれば改善できるのか。考えても考えても答えは出てこない・・・。

それだけ考えても、結局嘘をついてしまう。

そんな自分に嫌気をさしてしまう・・・。

こんにちは、虚言癖カウンセラー ノブヒロです。

このように虚言癖で悩んでいる人は、毎日どうすれば治せるのか。

必死に考えています。

そして、虚言癖で悩んでいる場合、実は、虚言癖の原因は1つではなく いろんな悩み、問題を抱えているため、改善できていないということがあるのです。

今回の記事から、どうして虚言癖の人の心理シリーズとして、 様々なお話をしていきます。 今回はその中の心理の1つ、 『構ってほしいから嘘をつく』というテーマでお話をしていきます。

虚言癖の心理、構って欲しいから嘘をつく理由

そもそも構ってほしくて嘘をつく理由は、 人の注意を惹きたいからなんです。 ・自分をよく見せて、いろんな人からプラスの反応をもらいたい ・自分の話を盛って、同情を惹きたい ・自分のことをわかってほしい これは、逆に言えば、 ・自分をよく見せないと、みんな僕に興味を失うんじゃないか? ・自分の話は盛らないとつまらないのではないか? ・本当の自分を出したら、自分のことを拒絶されてしまうんじゃないか? という想いにつながっています。 そのため、それは嫌だ・・・という無意識の気持ちから、 無理に話を脚色する必要もないのに、日常的に嘘をつくようになっていきます。 例えば、複数人で飲食しながら話をする時、 虚言癖の人はあるエピソードについて、できるだけ大げさに脚色し、おもしろおかしく語ろうとします。 事実としては事実なのですが、 内容がオーバーになるんですよね。 例えば僕がやってしまったことある事としては、 ・学校でゴキブリが1匹出た → ゴキブリが沢山出てきて大変だったんだよ! ・階段から落ちて足を挫いた → 階段の1番上から落ちたんだよ! ・彼女に振られた → 彼女にドラマのように振られたんだよ。 ・友達が「俺、1分以上は水の中に潜れるぜ。」と言った →「俺はもっと水の中に潜れるぜ!」と張り合う。 などなど。 そうやって面白い話や、話を盛ることで、 周りから興味を持ってもらおうとします。 「この人面白い人だな。」「楽しい人だな。」と思ってもらおうとする。 そうすれば、また僕とかかわってくれる。嬉しい! しかしこういった話は、 わかる人には嘘だってわかっています。 また、自分が誰に何を話したかを明確に思い出せないので、 矛盾しているところを指摘されるとドキっとはするのですが、 「そうだっけ?」とか、「そんなことは言っていない」と主張することもあります。 また、そこで問い詰められて始めて「嘘だった。」とか「冗談だった。」と言ったりします。 結果として、よくない結果になるのがわかりますよね。 e023c522d87d65349cfc11f7933db5a9_s ただ、本人たちは必死です。 無自覚に嘘をついていると思いますが、 その根底には「孤独になりたくない。」という寂しい気持ちや、 周りから理解されることが少なかった故に「誰か僕をわかってほしい。」という想いがあるんです。 悲劇の主人公、ヒロインを演じてしまった人もいると思います。 もしかしたら今も演じている人もいるかもしれませんね。 私もよくお話を盛っていました。 しかし、今現在は、必要な時を除き、無理にお話を盛ることはしなくなりました。 どうやってそうならないように意識をしているかというと、 相手の話をを理解しようとする意識を持つようにしました。 おそらく、構って欲しいという人は、 グループの中で自分が話せないと不安になったり、 自分が話せないことにイライラするでしょう。 自分の話をしたくてしたくて仕方がなくなると思います。 でもそこで、あえて相手の話に耳を傾けてみてください。 相手が何を言おうとしているのか、何を求めているのか、理解するように努めてみてください。 自分を理解してもらうことを優先するのではなく、相手を理解することから始めてみてください。 そうすれば、少しずつですが、 周りへの意識が行くため、結果として虚言癖の改善へとつながっていきます。 また、つい嘘をついてしまう自分を嫌いなるかもしれませんが、 お話を脚色できるというのは1つの強みではあると思います。 その力で面白いお話を作ったり、子どもを傷つけないようにやさしい嘘をつく時に、 パッと嘘が出せるという活かし方もあるんです。 今まではマイナスの使い方ばかりしてきていましたよね。 でもそれをプラスに使ってみるのもいいのではないでしょうか。 もし自分が「構って欲しい」と思ってしまうタイプなら、 そういった事を意識して今日から人と接していきましょう。 そうすれば、虚言癖が改善されていきますよ。

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